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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー (2017)

REBEL IN THE RYE

監督
ダニー・ストロング
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3.62 / 評価:199件

小説家サリンジャーの知られざる半生

  • ローラ さん
  • 3級
  • 2019年2月21日 16時16分
  • 閲覧数 463
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

学生時代にサリンジャーの小説
「ライ麦畑でつかまえて」「フラニーとゾーイー」
など読んだものでしたが、何十年も前のことなので内容はすっかり忘れてしまいました。
でも、瑞々しい感性にあふれた作品群に一時期、夢中になったことは覚えています。

サリンジャーの人生をかなり忠実にたどっているこの作品ですが、恋人、恩師、編集者など、近しい人間関係にもいちいち問題を抱えてしまうサリンジャーを見ていると、小説家は非凡であるゆえに、凡人なら大目に見るようなことにも妥協できないのかな、と思ってしまいました。
でも、周りの人たちはサリンジャーのことを思っているのに、どうしてこうするかなぁ、と観ていて苛立ちを感じるところも多々ありました。

結局、自分の仕事に没頭すればするほど、周りを顧みなくなり、結果的に孤独に陥ってしまうのはこの仕事にありがちなことなのかも知れませんが、その結果、世に出る作品が増えたのならともかく、ある時期から作品を出版しなくなってしまった理由は、よくわからないままでした。

しかし、太平洋戦争勃発に伴って従軍し、地獄を見た経験が大きな心の傷跡となり、その後の彼に影響を及ぼしたことは間違いないですから、一生、人知れず抱え込んでしまっていたものがあるのでしょう。
彼も戦争の犠牲者の一人と言えるのかも知れません。

今もなお、若い世代に新しい読者を獲得しているサリンジャーです。
この映画の時代背景は何十年も昔のことではありますが、サリンジャーの小説には、昔も今も若い世代に響く共通のエッセンスがあるのでしょうね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 知的
  • 切ない
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