あらすじ・解説
ぶどう畑を所有し、栽培、醸造、瓶詰を一貫して行うワイン生産者ドメーヌである家の長男ジャン(ピオ・マルマイ)は、世界を旅しようと10年前に家を飛び出したが、父親が倒れたと知らされ故郷に戻ってくる。家業を継いだ妹のジュリエット(アナ・ジラルド)、ほかのドメーヌにむこ入りした弟のジェレミー(フランソワ・シヴィル)と再会して間もなく父親は他界する。相続などの問題が噴出する中、ぶどうの収穫時期を迎えた彼らはワイン造りに挑む。
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作品レビュー(19件)
- dkf********
3.0点
まず風景映像の美しさに魅力される。物の輪郭と色彩をはっきり見せる豊かな日差しがブルゴーニュという土地の豊穣さをあますところなく魅せてくれて実に素晴らしい。ああ、人生の最期はこんな所で暮らしてみたいなあとうっとりさせるほどの風景はとにかく極上だ。 ただ映像と比べるとストーリーは捻りがなく、ちょっと薄味。決して悪い出来ではないのだが、ストーリーテラーとしても優れた脚本を書くクラピッシュ監督にしては平凡過ぎる感がある。まさか本作は映像に注力したわけでもないだろうに。 主人公の3人があれほどの大規模ワイナリーをたいした困難もなく経営しているように見える軽めの演出も物足りなく思ったが、この軽妙さこそは監督の持ち味というべきか。 作品としての深みはそれほどないものの、この美しい風景と重くならないストーリーがあれば、日常の雑事からひとときだけ現実逃避できる最適なヒーリング作品にはなるだろう。
- まあくん
3.0点
父親の死をきっかけに自分の兄妹との関係、妻と愛する息子との関係、そして父親との関係を見直していく家族の物語が、ブルゴーニュの美しいブドウ畑を背景に描かれた感動作。 これまでの自分の人生も振り替えざるを得なくなる映画です。
- tsu********
3.0点
2020年5月、アマゾンプライム100円レンタル。 ブルゴーニュのワインつくりの歴史と文化を感じました。 それに比べると、ヒューマンドラマはチープに見えてしまいます。 ワイン大国フランスの懐の深さ、見ても損はない★★★
- aki********
4.0点
父親の死をきっかけに、兄妹弟三人の絆が再構築される過程を、ブルゴーニュの葡萄畑、ワイン作りとともに、静かに描き出している。 じんわり、シミジミ、ハートに響く映画。 ある程度年令のいった人が観ると、映画の味わいもよく分かるのでは、思います。 佳作。★4以上当確です。
- じぇろにも
4.0点
ネタバレ子供が見る四季の風景
このレビューにはネタバレが含まれています。
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