ここから本文です

ブレイン・ゲーム (2015)

SOLACE

監督
アフォンソ・ポヤルト
  • みたいムービー 130
  • みたログ 442

3.43 / 評価:325件

小奇麗にまとまった及第作

  • aut***** さん
  • 2018年9月15日 20時25分
  • 閲覧数 1877
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

未来と過去と真実を断片的に読み取るリーディング能力(超能力)をもった元FBI特別捜査官と、それと同等かそれ以上のリーディング能力をもった連続殺人鬼の対立を描いた異色のサスペンス・スリラー。

珍しいコンセプトということもあり序盤から終盤にかけて続きが気になってグイグイと引き込まれ、けっこう面白かった。
また、演技、美術、演出、音楽とどれをとっても上質なクオリティなので観ながら得られる満足感も高く、物語を含めれば星4点といったところ。

しかし、最終盤でいくつかの疑問が発生したまま終わってしまい、後にモヤモヤが残り続けたため評価を下げざるを得なかった。
というのも、物語上でかなり重要と思える犯人の背景が薄味なために、犯人の行動原理がよくわからず、結末を消化しきれなかったからである。

犯人はなぜ自分の限界を感じていたのか?
犯人は未来を折り込み済みであるはずなのに、なぜ受け入れられるはずのない提案を口にしたのか?
終わらせるために、なぜわざわざ主人公を使う必要があったのか?

いろいろな推測がたつものの、しょせん脳内補完なのでスッキリしない。
続編を匂わせるためにわざとはっきり描かなかった、というわけでもなさそうなので、もっと細かく背景を描いてわかりやすく1話完結にしてほしかったのが残念である。
それ以外はおおむね満足できる作りだった。

以上の点を踏まえて、この映画の評価は及第点のど真ん中といったところ。
個人的には劇場フルプライスほどの価値はないが、新作・準新作レンタルで観る価値はあると思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ