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ヘレディタリー/継承 (2018)

HEREDITARY

監督
アリ・アスター
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3.19 / 評価:1393件

駄作じゃなくて受け手の知識経験が足りない

順番が逆ですが、ミッドサマーの次に観ました。
これを観て、アリアスター監督は間違いなく天才だなと思いました。
しかし、敷居が高いかもしれませんね。

アリアスター監督の2作を楽しむ条件としては、
(1)今までかなりの本数ホラーを視聴してきた人
(2)民俗学、民間伝承、オカルト、神話、都市伝説といったものに一定の知識がある人
といったところでしょうか。
こういった人にはたまらない映画を作る人だなということです。

(3)瞑想やチャネリングなどスピリチュアルな体験をしたことがある
これがあると更に、そのリアルな描写に共感できると思います。

ドン!
わー!
というような、ビックリホラーではなく、
心の弱い部分を狙って攻撃してゆっくり蝕んでいく、
そういった威力があります。

また、作りが巧妙で、観客が予想する展開からどんどん外れていく作りになっています。

様式美に重きを置いたアートホラーなのに怖いというところが凄いです。
普通、アートホラーは見応えこそあっても、『怖い』というところまで達しない作品が殆どだからです。

ホラーでありながら、サスペンスでもあり、
重厚な怪奇小説を読んだような充実感がありました。

しかし、人を選ぶ映画です。

アリアスター監督の作品を『駄作』と切り捨ててしまう人が多いですが、
もう少し謙虚になってほしいです。
駄作ではなく、観た人に知識が足りなかっただけです。
(万人がシンプルに理解できる作品だけが名作ではありません。)

彼の作品を理解できる域に達すれば、ホラー映画に限らず、別の作品でももっと深い理解ができるようになると思います。
外国の宗教観も学ぶべきでしょう。

詳細評価

物語
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音楽

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