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ナチス第三の男 (2017)

HHhH

監督
セドリック・ヒメネス
  • みたいムービー 94
  • みたログ 362

2.96 / 評価:284件

特に後半盛り上がりに欠け単純に面白くない

  • サンゴ さん
  • 2021年3月13日 7時46分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

長編というわけでもないのに2部構成にしたのは失敗。
前半のハイドリヒの半生はまだ興味深いところもあったが、後半のレジスタンス編は本当に退屈だった。
これならハイドリヒだけでよかったんじゃないかなあ。
ハイドリヒも前半だけなので描き込み方が足りず、残虐性を増していく姿、みたいなのはちっともわからなかった。
海軍を不名誉除隊になってナチスのシンパだった女性に惚れて結婚してもらい、妻のいうままにナチス入党。
変貌も何も、ナチス入党して以来野心のかたまりで、頭もよく、出世のためなら後ろ暗いことも平気でやるハイドリヒ。
最初からこういう人だったみたいな描き方なんで、凡庸な男がナチスに入って豹変していくっていう映画の説明と全然合ってない。いや、別に最初からこういう人でしたならそれはそれでいいんだけど、それならそれで、彼の持って生まれた素質がナチスで開花したみたいな描き方すればいいのに。
監督が下手なんだと思う。

特に後半レジスタンス編はいい話を描こうとしてるのはわかるんだけど、彼らの半生はまったく描かれないので、最初からレジスタンスで最初から青春で最初から恋愛してるよくわからない若い男二人・・・としかいいようがない。
彼らがそうせざるをえなかったところから描いてくれないと、感情移入できるとっかかりがまったくない。
ハイドリヒ暗殺は簡単に成功(しているようにしか見えない)。
ジープの幌をとったオープンカー状態で普通に人々が歩く街なかを無防備に走るハイドリヒの車。何の警戒もしてないのは、街を完全に掌握していると確信していたからなのか?そのあたりもさっぱりわからない。一言でいいから説明してくれよ。
あっさり銃撃されて、夫婦仲の悪かった妻が死に目に立ち会うも、妻も何考えてるんだかさっぱり。悲しいのか悔しいのかどうでもいいのかそのあたりもわからん。監督が下手なんだと思います。

ハイドリヒ編がまだ面白かったので★2にしましたが、後半のレジスタンス編は完全に★1以下でした。
銃撃戦とか虐殺とかシーンとしては凄惨なことが描かれているのに、こんなにひとごとに思えるのはびっくりするほど演出が下手なんだと思う。たぶん。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
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