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メリー・ポピンズ リターンズ (2018)

MARY POPPINS RETURNS

監督
ロブ・マーシャル
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3.82 / 評価:3,463件

憧れのお姉さん像でしたが…

  • あいのて さん
  • 2019年3月3日 15時44分
  • 閲覧数 711
  • 役立ち度 14
    • 総合評価
    • ★★★★★

批判的な内容から入ってしまいますが…

1作目が大好きで、子供の頃は「メリーポピンズみたいなお姉さんが、ウチにいたらいいのにな」と思ったり、あんな女性になりたいという憧れの存在でした。

だけど、リターンズはちょっと違いました。
本当に「完璧な女性」という感じがして、憧れにはならなかった。
私自身が女子から女性に成長して、私の中の女性像が確立されてきてるからかもしれません。

作品の中に理由を探しますと、まず1つはメリーポピンズの笑顔が少ないこと。
子供たちやジャックとの交流で口元が微笑むことはありますが、本人が楽しみながら歌ったり踊ったりしてるように見えませんでした。
笑顔で完璧にこなす、そんな感じがしました。
だから子供の頃のように「ウチにいてくれたらいいのに」と思えなかったかもしれません。

もう1つは、大人になったジェーンの存在。
母親の素質を受け継いで、彼女も労働運動を頑張ってます。
子供に豊かな想像力と素直さを養わせるメリーポピンズに対して、働く大人の権利のために活動するジェーン。
それぞれ職業人として立派に見えて、今の私にはメリーポピンズと同じくらい素晴らしい女性に見えました。
(反面、恋愛を楽しむことや自分のために人生を楽しむことからは少し遠ざかっています。まさに今の私)

メリーポピンズへの憧れはそんなところで、作品全体についてですが…

今作は世界恐慌の時代での物語。
これについては賛否あると思いますが、私は良かったと思います。
現代の情勢も不安定であり、また平和に暮らす「小さな大人」も多いはず。
現代にリターンズを作るなら、何の心配もない時代に不自由してない子供たちが主人公になるより、今作のような「小さな大人」が主人公で良かったと思います。

あと、今作は悪者がいるのも特徴。
考えが凝り固まっているのではなく、悪者です。
最後の最後まで、風船が飛ばないし…
「表紙だけじゃわからない。本は中身を見なきゃ」というのは、何歳になっても生きていく上で頭の片隅に入れておかねばならないと思いました。

曲やダンスは最高です。
1作目の曲は殆ど流れませんが、新しい曲の全てが素晴らしいです。
また、マイケルが亡くなった妻を想って歌うシーンはレ・ミゼラブルを見てるような気分になりました。
それくらいベン・ウィショーが素晴らしかったです。

それと個人的に感動したのが、アニメと実写の合成シーンです。
アニメの雰囲気が1作目と変わっていません。
エンドロールで「animation cleanup」と見かけ、スタッフの皆さんに感謝。
最近の絵柄じゃなくて良かった…
ペンギンのみなさんもお元気でした。笑

最後に、ジェーンとジャックの関係について。
恋愛感情が生まれたのは、メリーポピンズが再びバンクス家に舞い降りたのがきっかけだと思います。
だけど「窓から手を振っていた」の話を聞いて、メリーポピンズの子供たちはジャックにとっても大切な存在なんだと思いました。
だから、しばらく見かけないジェーンを気にかけていた。
それが再び会ったら笑顔が素敵な女性に…胸キュンしますわ。笑

1作目でメリーポピンズが去った後も、ジャックとバンクス兄弟には交流があったんだな〜と感慨深かったです。
メリーポピンズが去った後、ジェーンもジャックも寂しかったと思いますが、ジャックが話し相手になって励ましたのを想像しました。

詳細評価

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