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セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!
2018年12月1日公開

セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!

SERGIO AND SERGEI

932018年12月1日公開

mam********

3.0

ネタバレ壮大じゃないのが新しい

宇宙滞在中に東西冷戦が終焉を迎え、故国・ソ連が消滅。結果、宇宙ステーションに取り残された宇宙飛行士を、たまたま無線が繋がったキューバ在住の大学教授が救う、となると「アポロ13」「インターステラー」「ゼロ・グラビティ」「オデッセイ」みたいな、ものすごく壮大で荘厳、感動的な救出、脱出劇を想像するが、全然そうではないところが面白かった。 もちろん「らしい」危機はどんどん訪れる。宇宙飛行士には、地球帰還の日程無期限延期、隕石による宇宙船の毀損、地上の家族の生活苦が襲いかかる。教授も教授で社会体制の変化によってこれまでの職を否定され、家族で密造酒づくりに乗り出さざるをえなくなったり。宇宙にいても、地上にいても、人間の生きることの苦しさというものは変わらないわけだ。 でも全編、牧歌的で楽天的。敵キャラもいるが、嫌な奴はとりあえず宇宙へ放り出してしまえ、というあまりにもファンタジックな方法でポンと退治。最後も大学教授が本当に救出劇に役だったのかさえよくわからない。 でもこの緩さがラテン気質の社会風刺というものなのだろうか、なんか気持ちよかった。製作に参加したキューバも懐深いし、人間はどこの国のどんな体制下のどんな思想の持ち主どうしでも、きっと共生できると思わせてくれる映画だった。

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