あらすじ・解説
アメリカ・オレゴン州で暮らすジュリー・キースさんは、スーパーマーケットで買った中国製のハロウィーンの飾りの箱に、手紙が入っていることに気づく。それは悪名高き「馬三家労働教養所」に政治犯として入れられた孫毅氏が、労働中に隙を見て命懸けで書いた手紙で、教養所で日々行われている拷問や洗脳の実態が記されていた。
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予告編・動画
作品レビュー(8件)
- uj0********
5.0点
知的で奥深い瞳の奥にある、強さと優しさが胸を打つ。 ここまで一気に見入るドキュメンタリーは久しぶり。 同じ時代を生きながら、近い国でもあるのに、何もできる術が無いように感じてしまう自分がいて、、、 映画後半、孫毅さんとジュリーさんが会うところで、国家の事情は色々あれど、人は本来なんと優しいのだろうと泣きそうになった。 だからこそ、国家の在り方がとても悲しく虚しい。 対岸の火事と思ってしまうかもしれないけど、それでもこういった映画を観ることで、無知から脱して事実を知ることが、世界をより良くしようと思う第一歩なのかもしれない。
- sou********
4.0点
ネタバレ命がけの手紙。命がけの映像。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mai********
5.0点
その声にならない小さな声が届いたからこそ作品がある。 香港の声は世界中に届いているけれど だからとてどこまで変革を求める圧力がかかるだろうか? 実態は実態として それを一つずつ改めさせる。 一気に変える事は大きな反発を生む事だろうから 少しずつ… それはきっと中国も同じで 資本主義社会を受け入れて国力を高め、経済力を身につけて その影響力を波及させようとしている。 その影響下にある以上、あまりに強い事は言えない。 中国を生産地として、消費地として資本主義社会が利用している今現在は。 実態を知り、だから忌み嫌ったとしても 結局は生活の大きなところを依存しているのが現状。 認めたくない人もいるだろうけど純然たる事実。 『こんな事は知らなかった』で現状を変えようとしないのが 資本主義社会ですから。 1円でも1ドルでも1ユーロでも儲けたい、という事ですから。 現代にまで存在する強制収容労働施設を糾弾したいのなら 自由と民主主義の理念を高く掲げるなら 自分の清貧を覚悟してから言わなければいけない事でしょう。 それをした上で正々堂々と行いましょう。 そこに武力は必要ありません。 多くの人の声が集まることが大切なんです。 変わらざるを得ないくらいの、多くの人の声が。 それが明日の自由を求める本当の民主主義の在り方ではないかと思います。 2020年8月21日前橋シネマハウスで鑑賞
- 高橋 延治
5.0点
エンドロールでたまらず涙が出た。 文字通り命がけの映画だった。 法輪功、チベット、モンゴル・・・・なにもできない自分が歯がゆい。 少なくとも、この国と商売をしたり、交流をしている全ての日本人に見てほしい。 (そう、日本ではこの映画を上映/鑑賞しても・今のところ・命の危険はない) いま日本中、いや世界中がこの国発の病気で叩きのめされている現状で、開き直って「世界を救う」なんてメッセージを発信しているこの国を、間違っても信用してはいけないと改めて思った。 「工賃が安いから」「人口が多くて大きな市場だから」・・・・ちょっと待て、その陰で人が沢山死んでるんだぞ。 それにしても、この手紙に反応したアメリカ人主婦と、大きく取り上げたマスコミはやっぱりすごい。アメリカには、いろいろ言われているが、まだ良心がある。
- bou********
5.0点
関心が「僅か」でもある人は見るべき。
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