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上映中

馬三家からの手紙 (2018)

LETTER FROM MASANJIA

監督
レオン・リー
  • みたいムービー 33
  • みたログ 31

4.26 / 評価:23件

命がけの手紙。命がけの映像。

  • sou******** さん
  • 2020年8月26日 13時53分
  • 閲覧数 192
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

以前、NHKBSプレミアムでこの件に関するドキュメンタリーが放送された。そのおかげで、内容は大まかに掴んでいての鑑賞。

放送された内容そのものだったか?放送された内容以上の事が含まれていたか?それは判断出来ない。放送内容を細かく覚えていないから…。新しく知った事は特にないような気がする。

いずれにせよ、結構な問題だ。
同じくNHKBSPによるドキュメンタリー番組で、監視社会に関するものも観た。日本以外の数国で行われている、国家権力の人民への介入を扱う内容だった。表向きは国民を犯罪から守るという大義だが、そんなところまで監視するか?といった内容。

安全で安定した社会を構築する上には、人間には一定の制限が必要なのは明確だ。
端的に言えば犯罪に関する制限。
SNSでの炎上被害で、自殺される方もいる。この問題には、法律が追いついていない部分があると思う。権力による制限なき故の混沌。
それは、望まれる仕組みなのか?違うと思う。

問題は、正義とされるものは時代で変わりゆくもの。時代時代において、より良い価値観は更新されていく。

じゃあ、誰が世の中の正しさを判断するのか?
スルーして盲目的に従うのも生き方だ。

日本だったら、とりあえず三権分立があり、権力間の相互監視によるバランスが担保されている。それに何よりも、議会制民主主義による為政者の選択が国民には可能だ。大多数が求める社会の実現が、一応なされている形態なので、周りに従う事は大きな障害があまりないだろう。

じゃあ、独裁的国家の国民への介入はどうだろう?
十人十色が許されない思想に人間を当て嵌める。国民にとって善き社会よりも、国家にとって都合が良い国民で形成される社会を求める社会ってどう?
はみ出し者を更生するシステムは日本にだってある。但しそれは、国民にも周知された犯罪に於いて法の裁きを受けた者が収監されるのだ。

この映画に登場する人物は、気功に関する団体に所属していた事を理由に拘束される。
中国史を辿れば、人民による国家転覆が何度もある。人民の統治は重要な課題。
彼が所属した気功の団体は、共産党員の数を上回る数の人々が入会していた。この事態を党本部が看過できない事態として抑圧したそうだ。

結果、拘束。

その後は、強制労働と拷問。国の方針に見合う人間へと再教育。

抗い続ける主人公。
強制労働の状況下で製作される商品に、一通の手紙を忍び込ませた事でアメリカ人女性と関わりが生まれる。

感想は、それぞれが持てば良いと思う。

映画として、命がけで伝えたい思いを表現する事に意義を感じる。映画とは何か?映画ファンとして考えたい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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