芋生悠の次も観たくなりました。
- ありおりはべり さん
- 2019年5月6日 15時15分
- 閲覧数 573
- 役立ち度 2
- 総合評価
自己正当化ばかりの口先チャラ男と、昭和の少女漫画の主人公のような自己陶酔型地味女を、主演二人が好演。
若い頃の、振り返ってみれば無駄とも思える恋愛への没頭ぶりと、胸の奥から沸き上がる言葉にならない外界への叫びに、こそばゆい感情を呼び起こされ、じわっとくる感傷にひたひたと浸る90分。
冗長にならない適度な尺におさまって、めんどくさいやつらだと感じつつも、そのキャラのどこかしらには自分を投影して見ることができてしまい、ぎゅっと抱き締めてあげたくなるおバカさ加減に、頬も緩むひとときとなるのでした。
客席はガラガラで、興行的には心配しちゃうのですが、このふたり、また違った話のなかでその演技を見てみたいと思わせるものがありました。
カップルでみるのもいいと思いますよ~
詳細評価
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- 切ない
- かわいい
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