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喜望峰の風に乗せて (2017)

THE MERCY

監督
ジェームズ・マーシュ
  • みたいムービー 57
  • みたログ 244

3.09 / 評価:187件

邦題ミスリードは、お客にも作品にも迷惑。

  • ちゃび さん
  • 2019年2月4日 18時24分
  • 閲覧数 1503
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

感動云々と煽るから余計タチが悪い。想像していた内容と違っても、それなりに興味深い話でした。
すごい人は映画になりやすいけど、このドナルドさんは…。ある意味すごい…こんな人がいたんやなぁって。

ド素人が単独無寄港世界一周レースに出場。果敢というより無謀です。こういう人がいると、十分な準備&綿密な計画で挑む冒険家・探検家の評判まで下げるんじゃないかと心配やわ…。
良き夫・良き父、学も教養もありそうなドナルドを無茶な挑戦に駆り立てたものは何でしょう?「男の本懐は冒険」みたいな台詞もあるけど、直接的には、思わしくない商売の宣伝に一大博打を打つつもりだったのか。
「金持ちの父を、子どもたちは尊敬する」と妻を説得するけれど、あのかわいい子どもたちがそんなことを望んでいるとは思えません。

そんなドナルドさんには1ミリの共感もわかないけれど、陸に残る妻や子どもたちが不憫で不憫で。特に、夫を信じ、デリカシーのない取材にもめげず、気丈に家を守る妻は大したものです。
けど「夫はマスコミや大衆の好奇心に背中を押された」という弁は納得できません。仕掛けたのは、他でもない夫ドナルドさんです。
まあ、海もナメてたけど、マスコミと大衆の暴走も想像以上だったんでしょうねぇ。ド素人が前人未到の冒険へ!という恰好の餌食。

派手な演出がない分、あくび連発の時間帯があります。なーんもない外洋に放り出されたような孤独を追体験したと言えなくもないか(笑)。
ヨットレースがポピュラーなお国柄ならまだしも、ドナルドがどこを航行しているのか理解しにくかったことも難点でした。

それにしても、航海日誌と自己申告。性善説を信じる寛容な時代だったんですかねー。
妻と子どもたちは、ドナルドを赦したのかなぁー。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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