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グリーンブック (2018)

GREEN BOOK

監督
ピーター・ファレリー
  • みたいムービー 2,654
  • みたログ 1.0万

4.49 / 評価:8117件

私は「グリーンブック」推し!

  • hig******** さん
  • 2019年2月21日 0時00分
  • 閲覧数 7741
  • 役立ち度 103
    • 総合評価
    • ★★★★★

おもしろかった! 圧倒的におもしろかった!

黒人ピアニストとイタリアンの用心棒。予告編の段階で思った通り、大枠では「最強のふたり」的パターンの作品だが、亜流にとどまるような作品ではなく、バディを組む主人公ふたりのキャラクターが最高に魅力的だ。

「最強のふたり」でのオマール・シーは移民で貧しく学はないステレオタイプの黒人。それに比べて本作でのマハーシャラ・アリ演じるドクター・シャーリーは大金持ちで上流階級の黒人ピアニスト。バディを組むヴィゴ・モーテンセン演じるトニー・リップが用心棒を生業にしながら貧しくも幸せに暮らすイタリア移民ということを考えると、ちょうど「最強のふたり」の裏返しとも取れる。

ケンタッキーのシーン、よかったな〜。笑った、笑った!

1960年代に黒人アーティストが南部をツアーするなんて、あり得ない話だと思うんだけど、実話だって言うんだから本当なんだよな〜。

そのツアーの間の2ヶ月間で、様々なトラブルを乗り越えながら、このふたりが分かり合い打ち解けあっていく様子は、笑いながら感動できて最高におもしろい。

型破りなトニーはどんなピンチもスカッと乗り切ってくれるし、黒人でありながら北部の上流階級で育った特異な黒人であるドクター・シャーリーは、この南部へのツアーを通して、黒人でありながら本当の黒人の暮らしを知らないという自身の持つ苦しみに向かい合う。

このヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、ふたりの演技は本当に素晴らしく、アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞ノミネートもうなずける。

音楽もまた素晴らしかった。全編を通してかかる60年代のジャズやロックンロールもオシャレだし、なによりドクター・シャーリー・トリオの演奏がオシャレで素晴らしい! 古い音源探したくなった!

でも本作監督のピーター・ファレリーって過去ほとんどエロティックコメディーしか撮ってこなかった人。突然の覚醒、どうしちゃったんでしょう?

賞レースはアルフォンソ・キュアロンの「ROMA」と本作が本命と言われてるけど、私はストレートに心に響いた「グリーンブック」推し! 25日にどういう結果が出たとしても「グリーンブック」は絶対オススメ!









*作品中、南部の綿花畑で車がエンストし、ドクター・シャーリーが畑で働く無数の黒人労働者を前にして戸惑うシーン。試写会場からまばらに笑い声が上がった。恥ずかしかった。そういうシーンじゃないだろう。日本人の意識水準って、まだまだ低いな。

詳細評価

物語
配役
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