あらすじ・解説
都内近郊で生活している幸子、今日子、雪子、詩織は、それぞれ何年も行方のわからない夫、閉店が決まったアルバイト先の仲間、この世を去った父親、旅に出ることになった同僚を思いながら過ごしている。やがて彼女たちは、新たな一歩を踏み出す。
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予告編・動画
作品レビュー(4件)
- takamath
2.0点
うーん、外した。 新文芸坐が一夜限り一発限定で上映する、聞いたことこないマイナーな邦画はアタリのことがほとんどだが、今回はストライクではなかった。 公募の短歌作品をテーマにした繋がりが多少ある4章からなるストーリーだが、まだ続くのか!?と呆れてしまうほど退屈だった。 2章だけはなんとか観れたが、あとは結構しんどかった。 どの章にも歌のシーンが入るけど、それが特にフィットしなかった。 俳優さんなのか素人なのか区別のできないくらいの演技演出で、それがイライラの主因だろうか。 いくつか良いカメラワークのシーンはあり、それがせめてもの救いだった。 20200905 新文芸坐
- wat********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kumiko
4.0点
光をテーマにした短歌を原作にしたと言うが、 それらの歌を感じられるようなストーリー 1人1人の気持ちが切なさが良かった。 夜、暗い校舎の陰。 雨の中、自販機の光、カメラが暗い、黒い夜空を映す。 など光と対称にある暗さも意味として描かれていた様に思う。
- nn1********
4.0点
監督自ら「光」をテーマに短歌コンテストを実施し、優秀作4首を4章立てにして映画化。 インディーズ作品ながら153分、しかも長回し主体なので疲れた。 美術の臨時講師、ガソリンスタンドのアルバイト、バンドボーカル、写真館務め、孤独な女性4人の、それぞれの体験が静謐に綴られていく。 男に思いを寄せたり寄せられたりはするが、劇的なことは何も起こらない。 4人の登場場面を少しずつ重ねて、ぼんやりとした希望へと束ねる。 女優は新人ばかり、とびきりの美人でないところが逆にリアルだ。 4首の短歌のうち、気に入ったものを1首だけ。 「始発待つ光のなかでピーナツは未来の車みたいなかたち」(第3章)。 吉増剛造が、監督の前作を激賞したという。 本作はどう評価したのだろうか。 追っかけていきたい監督ではあるが、私の評価は、4★に近い3.5★ということで。
スタッフ・キャスト
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