アポストル 復讐の掟
作品レビュー(1件)
- kps********
4.0点
1905年。誘拐された妹を救うため、孤島へ忍び込んだ男が、島を牛耳る狂信的カルト教団と対峙する。 っていうのが大体のあらすじなんだけど、カルト教団ものっけから悪者臭全開で謎の部分が無く、演出もホラー映画の典型なんで退屈かなあ?と思って見てたら、ボスの副官が反逆しだしたとこからが凄かった。 演技とか演出の密度が相当なもんなんで引き込まれるし、拷問具・処刑具、あとあのマスクマンと植物おばさんはなんなんだろうあれw 気持ち悪すぎるのに加えて、真向勝負のパワーホラーな力業でねじ伏せられた感じですかね。 副官が狂いだしてから狂信の度合いが高まり、処刑・拷問具からのマスクマンと植物おばさんのコンボでまさに狂いの宴だった。 ラスト全て燃やし尽くせの台詞と共に、全て燃やし尽くされるのもいいね。 一晩の狂乱の宴が燃えて締まるっては映画的印象がいい。 監督分かってるな。 映画ファンは見といたほうがいいんじゃないですかね? イギリス映画みたいだけど、イギリス的な硬さも感じたな。 なかなかの良作ということで★4つを贈呈。
スタッフ・キャスト
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