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LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て
2019年1月18日公開

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て

R15+1052019年1月18日公開

lo_********

5.0

ネタバレ観終わってからが最高に面白い

基本的にクズ人間しか出てこなく、コミカルですが笑える映画でも無いです。 でも1度観ただけでは解釈しきれない部分への妄想込みで、素晴らしく面白い映画かもしれないという感想を持ちました。 初見のネタバレとしては、間宮と詩織は夫婦ではなく、詩織はウォンとのシャブ中不倫を終わりにしたくて、間宮は際限なく金を貢がされる麗華が邪魔になったため、無関係な2人が協力してウォンと麗華を始末しようと仕組んだお芝居だったというお話ですが、真相が明らかになると、数えきれないくらいの伏線に溢れていた事に気づかされます。 この手の「あとからスッキリ!」という映画は伏線になってたシーンを忘れてる観客向けにわざわざ回想で見せる場合も多いのですが、この映画はそれが一切ありません。 内容を覚えてれば覚えてるほど振り返るのが楽しく、間違いなく見逃してる場面が多数あるはずなので2回観るのもアリだと思いました。 詩織が自分の服を隠しカメラに被せたあたりとか凄く面白いシーンでしょうし、「演技をしてる演技」が見どころになると思います。 あと、もう一度観たい理由として、最終シーンというかこの映画全体の解釈をひっくり返すかもしれない真相がありそうな気がしています。 誰もが違和感を持つのが、この証拠動画を詩織が旦那さんらしき人の前で観ていた事だと思いますし、最後のトラックのシーン、「悪い事をした2人も死んだ」なんて単純な結末にするとは思えないのと、最後の詩織の表情は間宮を見下してるように見え、死ぬ脚本のためにする表情では無いと感じました。 これだけあらゆることが伏線になっている映画なので、ホテルの最終シーンで「助け舟出すのが遅い」というセリフがある以上、あの場も詩織が自分にとって一番良い結末を狙ったという事に思えてきますし、今は詩織の自宅内の描写をもっとよく確認したい気持ちでいっぱいです。 ※※2回目鑑賞後の追記※※ 1回目鑑賞後の妄想を確認したくて再確認してみましたが、結論から言うと1度目に持った感想は深読みしすぎだったようです。 カメラに服を掛けたのも詩織じゃなくてウォンだったり、1度観ただけではちょいちょい間違えますね。 最後の横断歩道上での表情についても、信号待ちの時の表情から追えば「偶然街で会ったから微笑んだ」だけだと判りましたし、私が期待してた詩織の自宅に何か異常性を示すような小道具というのも見つかりませんでした。 あくまで、邪魔者を消す計画を成功させた2人が幸せになった所からのオチと観れば良いのでしょう。 期待してた仕掛けが無かった点は残念でしたが、1度では気づけない発見もあり、2回目もすごく楽しい映画でしたよ。

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