あらすじ・解説
幼いころから病弱だったサトシ(安田顕)は母(倍賞美津子)の愛情に救われてきたが、母ががんを告知されてしまう。彼は、百度参りや国産野菜のジュース作りなど母を支えようと無我夢中になるが、2012年の春、30代後半のサトシに母との永遠の別れが訪れる。それから1年後、落胆していた父(石橋蓮司)と兄(村上淳)も前を向き出したころ、サトシのもとに母からのプレゼントが届く。
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作品レビュー(33件)
- oir********
1.0点
監督はどうやら俳優たちに泣く・喚く演技に力点を置いて演技指導したのだろう。 しかし、俳優たちは申し分なく監督の要求に応えたように思われるが、悲しいことに映画の展開の中ではこれ見よがしの浮いた上滑り感しか印象には残らなかった。 白血病(?)とそれに伴う精子冷凍保存、漫画家としての成功などを除けば、それ以外は一般家庭で起こりうる「死に分かれ」の普通過ぎるストーリーとも言え、演技派のベテラン・中堅俳優を起用し、泣きわめく感傷的演出に力を入れても、視聴者の感動を呼び起こすには全てが弱かったとしか言いようがない。 1.4の一つ星 個人的には抗がん剤の副作用であっけなく身内を亡くしているが、その苦い経験がジワリ思い出され「殺人抗がん治療・・・」とシニカルになった面もある。
- fg9********
3.0点
…あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『幼いころから病弱だったサトシ(安田顕)は母(倍賞美津子)の愛情に救われてきたが、母ががんを告知されてしまう。 彼は、百度参りや国産野菜のジュース作りなど母を支えようと無我夢中になるが、2012年の春、30代後半のサトシに母との永遠の別れが訪れる。 それから1年後、落胆していた父(石橋蓮司)と兄(村上淳)も前を向き出したころ、サトシのもとに母からのプレゼントが届く。』 「膵臓を食べたい」の次は「遺骨を食べたい」ときたもんだ。 最近の邦画界は超美食家ブームかいの~。 そんなことはどうでもよろしいが、サトシは学生時代に白血病に罹り、兄から骨髄移植を受けて、母の献身的な介護により生き永らえて現在に至る。 母親の子供に対する愛情は痛いほど伝わってきて良く理解できたが、それに応えようとするサトシの愛情表現が過剰過ぎて、マザコンっぽく思えてしまったな。 むしろ、親父と長男の言葉には表せない遣る瀬無さ、虚しさの方が、一般的な日本男子の死との向き合い方なのではないだろうか? ましてや、母親の臨終の折に「愛している」などという言葉は、到底口をついて出てこないだろうな……愛情を言葉にして表現しないから、いつまで経っても伝わらない、と叱られそうだが……。 従って、立ち位置としては、サトシの彼女(松下奈緒)の向き合い方に頷くこと仕切りだった。 原作は未読だが、原作者の宮川サトシの実体験を綴ったエッセイ漫画の実写映画化らしい。 「冷凍精子保存」のエピソードも真実ならば、母ちゃんがサトシの未来に馳せる思いは「母の愛は海より深し」だったな……作り話ならばアザト過ぎ?……。 で、真実であると信じることにして、倍賞美津子を筆頭に役者人の演技は見飽きることがなかったので、一見の価値はありの3.2点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3624件、2020年度67作品目)
- 入江 信子
3.0点
賠償さん以外はリアリティなさ過ぎで残念。 ストーリーはありふれていますが、そこそこ感動。
- yos********
3.0点
タイトルはインパクトあるけど なかなかその意味を理解することは難しい。 “死”に対する思いは人それぞれだし 死期を間近に向かえた人に対する思いも人それぞれ。 ずっしりと悲しみを背負う人もいれば 結構さっぱりとしている人もいる。 それに対してどちらの愛が大きいかなんて 計れるものじゃないでしょう。 本作を見てると 大好きなお母さんに付き添い 大好きなお母さんの最後を看取り 大好きなお母さんのためにこんなに悲しみました っていうのをこれでもかと見せつけられて “だから何なの?” っていう思いになってしまう。 私はわりと村上淳の兄役に近い感じになるだろうから。 とは言え、まだ両親が健在なので実際にはどうなるかは わからない。 役者は全員素晴らしかった。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
2.0点
演技が大袈裟でわざとらしい、題名もそう。
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