スパイダーマン:スパイダーバース (2018)
SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE
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アニメでしかできないスパイダーマンの魅力
- からかす さん
- 2020年4月13日 19時31分
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- 総合評価
みんな大好き「スパイダーマン」だが
日本的に特に知名度を上げた2002年サムライミ版実写映画から
TVゲーム「Marvel's Spider-Man」と非常に
高いクオリティで作品化されてきてからの今回の長編アニメ版。
一言で素晴らしい出来。
アニメーションでしかできないスピード感・ケレン味がたっぷり。
例えば本作の主人公マイルスの趣味のグラフィティをベースに
極彩色のギラギラした雰囲気は実写でやると
DCの「バットマンフォーエバー」や「シャザム!」とかになって
結構チープに見えてしまうところを
アニメーションだから飲みやすい絵になっている。
とにかく登場するスパイダーマン「達」のカッコいいこと。
それぞれにそれぞれの個性があり、見せ場がある。
それでいて彼らは「スパイダーマン」であり「親愛なる隣人」で
親しい人を亡くしたヒーローであるのがグッとくる。
メインのヴィランとなるキングピンも
実写では無理だからこそのアニメならではのキャラ立ち。
はっきり言って一見さんお断りな作りだとは思う。
スパイダーマンの歴史にある程度造詣がないと
こんなものかと肩透かしを食らうかもしれないが
ファンムービーとしてこれは100点の出来だと思う。
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