ここから本文です

スパイダーマン:スパイダーバース (2018)

SPIDER-MAN: INTO THE SPIDER-VERSE

監督
ボブ・ペルシケッティ
ピーター・ラムジー
ロドニー・ロスマン
  • みたいムービー 484
  • みたログ 2,763

4.24 / 評価:2242件

もう一歩先のセンス、が欲しい

  • TとM さん
  • 2020年5月22日 11時36分
  • 閲覧数 977
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

字幕で1回目を観て、吹き替えで2回目を観た。最初の字幕の時もフツーに面白かったんだけど、吹き替えの方がノレたね。
もちろん、内容がわかってるっていう部分は加味しないといけないが。
アニメ的なテクニックの部分は詳しくないから、カッコ良かった、とだけ言っておく。
吹き替えの方が映画自体にノレた理由は、多分スピード感の問題だと思うね。

全体的にアップテンポだし、スパイダーマンという作品世界が持っている「ノリの軽さ」を味わうには、英語を聞きながら、字幕を追いながら、さらに映像を楽しむという三段階の鑑賞では間が追いつかない。
気楽な鑑賞姿勢がコメディを楽しむ下準備として最適だし、映像が感覚に直結する快感がアクションの醍醐味なんだな、としみじみ感じた。

ストーリー的にちょっと面白いな、と思ったのはマイルスがヒーローになる物語と、ピーター・B・パーカーが再び立ち上がる物語が平行して描かれたいるところ。
どう贔屓目に考えても腹の出た中年スパイダーマンの方が自分には近い存在だし、若い頃希望に満ちていると思っていた将来は、現実としては決して甘くない試練の連続。
ヒーローであっても逃れられないものという世知辛さが、アーティスティックなアニメの世界で絶妙な隠し味だ。

マーベルの中でも「スパイダーマン」はかなり好きなヒーローだけど、今作ちょっと物足りないのは上手くまとまりすぎてやや小粒感があるせいだと思う。
冒頭でのモノローグ風ナレーションがエンディングにも挿入される「出発点と帰結点が同じ」という構造が、この世界観の広がりを自ら閉じてしまったような印象なのだ。
キャンディの包みみたいな形を想像してもらえるとわかりやすいかな?両サイドがキュッっと絞られてるような、あんな感じだ。

クールなアニメ作品だった事に文句のつけようはないけど、奇抜で興味深い世界をを自ら閉じてしまう物語の作りに、ワクワク感を削がれてしまったのは私だけだろうか。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ