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コンフィデンスマンJP
2019年5月17日公開

コンフィデンスマンJP

1162019年5月17日公開

ジュン一

4.0

みんなまんまとだまされる

すいません、まんまと騙されました。 中途までは「やっぱりね」と悦に入っていたのが、 終盤になって「そう来たか」と驚愕の展開に。 しかも本作、予告編も使って観客を騙しに掛けている。 普段であればネタバレと非難することの多い 劇場用のトレーラーも、今回ばかりは脱帽するしかない。 要は、見ている人ほどレッドヘリングに迷わされる 計算づくの造り。 まんまと制作サイドの術中に嵌まってしまった訳だ。 ネタ明かしのパートもテンポ良くエピソードを繋ぎ ストレスの無い流れ。 仕掛けのシークエンスでややの引っかかりを感じていたけど、 最後の部分を照らし合わせれば、成る程、そういった意図なのね、と ついつい納得の展開。 そしてもう一つ、徹頭徹尾『長澤まさみ』を楽しむための一本。 女優としての魅力が全開で恥ずかしい演技も厭わない サービス精神に満ち溢れている。 思い起こせば彼女がこのように一皮むけたのは 2011年の〔モテキ〕からだったかと。 直近でも〔キングダム〕〔嘘を愛する女〕と 硬軟に対処できる稀な女優さんに育ち おぢさんはもう嬉しくてしょうがない。 勿論、年齢的な側面もあるだろうけど、 TVシリーズを含めてコメディエンヌとしての才能も十分に開花と見る。 こういった作品の常として エンドロール後もなにがしかの展開があるのは常のコト。 なので焦って席を立たぬが吉。 そこでお目にかかれるのは「EX」が〔TRICK〕で 『仲間由紀恵』を「貧乳」と散々に玩んだのと同系のオチ。 散々なディスりや意地の悪いアップにも 笑顔で堪える『長澤まさみ』に改めて惚れ直すこと請け合い。

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