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アルキメデスの大戦
2019年7月26日公開

アルキメデスの大戦

1302019年7月26日公開

quh********

3.0

ネタバレ納得が欲しかった

偶然山本五十六の目に止まった数学の天才が、中身のない威厳と利権の為の超大型戦艦建造を阻止すべく、多くの制約がある中で建造計画のずさんさを暴く、というストーリーはそこそこ興味を引かれる内容で、実際戦艦の図面を苦労しながら独力で書き上げるあたりまでは、この先はどうなるんだろうとまぁまぁ楽しめた ただ大阪のあたりから終盤までにかけて思ったことだけど、ほとんど資料がない状態から会議で海軍大臣や対立陣営の人物をどうやって黙らせる、納得させるかについて、もう少し説得力というか見てる側を納得させるだけの描写を具体的に描いてほしかった。 大阪で活動の期限が大幅に削られて危機におちいった主人公は咄嗟に、艦船の総建造費と使用する鉄の量の関係性が関数で表せること、つまり鉄の量からその艦船の建造費の総額が割り出せる式を思いつく(この時点でそんなにうまいこといくかという感じだ)けど、会議の場で主人公はおもむろに総建造費と鉄の量の関数の説明を始め、長々と数式を黒板に書きつけて、大阪で得た情報は本来軍規上主人公が得られるはずのないものの為、「根拠は言えないけどこの式で総建造費が割り出せる」と切り出した 正直これでは嶋田の言うように何の話をしている?になってしまうと思う ここはもう資料を出してしまって具体的な数字を見せた上で式を証明して見せる形のほうが、見てる側としてもまだ入ってきやすかったと思うし、相手陣営を納得させる事にまだ説得力があった気がする 当の大阪でヒントを得たシーンも正直何を思いついたのか分からない せっかく主人公たちは無理難題に挑んだのだから、ちゃんとしたロジックを見せて、なんとなくじゃなく、はっきりとすげえと思わせて欲しかった その意味では惜しかった作品 ということで星三つとさせて頂いた

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