2020年2月28日公開

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ

地球最后的夜晩/LONG DAY'S JOURNEY INTO NIGHT

1382020年2月28日公開
ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

ルオ・ホンウ(ホアン・ジュエ)は、父の死をきっかけに、何年もの間離れていた故郷の凱里に帰省する。久々に戻ったふるさとは、彼に他界した幼なじみを思い出させ、同時に長い間心に残っていたある女性の面影を浮かび上がらせる。彼女は、香港の有名女優であるワン・ チーウェンと同じ名前だと彼に告げた。

シネマトゥデイ(外部リンク)

予告編・動画

作品レビュー(14件)

不思議21.2%ファンタジー17.3%ロマンチック13.5%セクシー7.7%切ない7.7%

  • moritama

    4.0

    深く美しい心の闇への旅

    久しぶりに物語から解放された映画を見た。 ゴダールやルイマルのヌーヴェルヴァーグに近い印象。 物語の起承転結を追おうとすると訳分からなくなってしまう。 時間からも空間からも解放された映画。映画ならではのマジックを体験するといってもいい。 映画途中から3Dになるというのも前代未聞。 どういう合図で3D眼鏡を掛けたらいいのかなと思っていたら、冒頭に主人公が眼鏡を掛けたら3D眼鏡をかけてください、とテロップが出る。 おしゃれ過ぎるではないか! 美しい映像で過去の記憶をたどる前半の2Dの部分が1部、3Dになってからが2部というくらい映画がガラッと変わる。 後半の3D部分はワンカット(風)で描かれ心の闇深く主人公と旅をすることになる。ドルビーアトモスの立体音響とともに立体的に描かれる映像がより幻想的。 リフトに乗り、闇の奥底にある街に降りていくシーンはワクワクしてしまう。 夢か現実なのか考えることは意味がない。 ただ、目の前の映像を受け入れるのがいい。 郷愁誘う夜の街を彷徨う感覚が何と気持ちいいこと。 音の使い方も印象的。 水の滴り落ちる音、中島みゆきの「アザミ嬢のララバイ」、カラオケを歌う音、ゲーム機の音、ビリヤードの球をつく音、どの音も心地よく印象的。 最後、カメラが天地逆転するが、夢から現実に戻るという事なのか、 より、夢の奥底にはまり込むのか、 こうなれば、もう、身も心も委ねてどっぷりとはまり込んでいたくなる。 次世代を担う監督の登場に嬉しくなる。 2D版も上映しているが、追加料金払ってでも3D版を見るべき! 星は4.5です。

  • nn1********

    5.0

    一口寸評

    久々にめまいがするほどの映像美を体感した。 中国第8世代、詩人でもある監督(脚本も)が、29歳時に製作した長編第2作目である。 彼が敬愛するアンドレイ・タルコフスキー監督の諸作を連想させるロケーション、長回しのカメラワーク、水と火のモチーフ。 単なるエピゴーネンとは言わせない。 138分中、後半約60分が3Dという変わった趣向。 観客に眼鏡をかけさせる合図がお洒落で、しかもそこからはワンシーンワンカット。 儚い宵闇のような映像マジックに痺れた。 ファム・ファタルを探す40がらみの凱里の男が、現実と夢の世界を往還する王道のストーリー。 粗筋を書くと野暮になる。 中国の知的なるフィルムノワール、ここに極まれり、といったところ。 長編デビュー作『凱里ブルース』(15)も近日公開、早く見たい。 物語的には若干物足りないが、映像に完全にノックアウトされたので、満点の5★を献上する。

  • Dr.Hawk

    3.0

    ネタバレ記憶が脳を旅するとき、時間軸は存在しない

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mov********

    5.0

    夜の果てへの旅

    明確な二部構成で現実の断片から混濁した記憶の迷宮へと移行する 観客を異界へと誘う手際もとてもスマートで気が利いている タルコフスキーとウォン・カーウァイと村上春樹のミクスチャーみたい

  • tat********

    5.0

    夢幻の旅

    3Dで観ましたが映画内映画としてタイトルが映し出される時に異空間に入り込んでいくイメージとしては有効でした。しかし後半60分を見終えた時、あえて3Dに固執することも無いのかなと感じました。 この映画特にストーリーを追う必要は無く夢幻の空間を主人公と同期し、体感する映画で自分は心地良い時間でした。 後半60分の長回しで表現される閉鎖された空間に於いて過去の自分と出会い、2人の同じ名を持つ女との演劇的な空間は、タルコフスキーのストーカー、ウオンカーウアイ&クリストファードイル、リンチ、デパルマ的であり映画的な記憶に溢れた刺激的なものでした。 ビーガン監督の手中でまんまと踊れされ確実にカオスでオリジナルな異空間に魅了されました。 本作の反響に呼応してデビュー作も近日公開との事。こちらも40分の長回しがあるとの事。 この才気溢れた若手監督は既に自分のスタイルを獲得しており次が楽しみな監督となった。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ

原題
地球最后的夜晩/LONG DAY'S JOURNEY INTO NIGHT

上映時間

製作国
中国/フランス

製作年度

公開日