2019年3月29日公開

記者たち 衝撃と畏怖の真実

SHOCK AND AWE

912019年3月29日公開
記者たち 衝撃と畏怖の真実
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

2002年、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は大量破壊兵器の保持を理由にイラク侵攻に踏み切ろうとしていた。アメリカ中のメディアが政府の情報を前提に報道する中、地方新聞社を傘下に持つナイト・リッダー社ワシントン支局の記者ジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)とウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)は、その情報に疑念を抱き真実を報道するため取材を進める。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(64件)

勇敢26.5%知的24.8%かっこいい12.8%恐怖7.7%切ない6.8%

  • rai********

    4.0

    戦争を始める前に証拠を出すべきという正論

    The following a true story. 「以下は事実である。」 と、他の映画だとBased on a true story.「事実に基づいている」とするところ、自信と主張が見て取れる。 以前からサダムフセインを叩く口実を探していたラムズフェルドとペンタゴンが、2001年の同時多発テロで高まった愛国心とアフガン制圧の勢いに乗って、イラク戦争を始める口実としての大量破壊兵器(WMD)というフィクションをでっち上げていく。先に政治的意思決定をしてから、それに合うインテリジェンス(今風にいうとエビデンス)を作りあげる! 新聞記者らが真実を報道しようと格闘する姿を描く。主人公の記者らが所属するKnight Ridderという新聞社は今回初めて知った。直接の発表媒体を持たず、地方紙を所有しつつ、各社に記事を販売する契約を結んでいたようだ。 他の皆さんも書いているが、この映画自体はかなり地味。ジョージ・W・ブッシュ大統領やチェイニー副大統領がひどいロジックでWMDがイラクにあると強弁する一連の動きについては、コメディタッチの「バイス」を見るのがおすすめ。ブッシュ政権のライス、ウォルフヴィッツ、バイデンなど、誰も専門家の意見など聞かない。 話はそれるが、ラムズフェルドの有名な「無知の無知」演説もここで出てきたとは。無知の無知が世の中に存在すること自体は正しい。が、確率論の誤用、レトリックでけむに巻いているだけだ。しかもそれをいうなら、WMDは、それが何かはわかっているのだから、Unknown Knownだと思う。 ニューヨークタイムズなどリベラルなはずの一流紙も政権のプロパガンダとなってしまっていたことは驚きだった。ナイトリッダーは、Is it true? 本当なの?という、これ以上ないほど単純な問題意識から、専門知識を持つ、組織内ランクの低い人々に取材を重ねていく。「WMDはあるかもしれない。でも戦争を始める前に、あるという証拠を出すべき。」という、しごく当たり前の正論と信念を貫き通し、やがて孤立していく。 さて今のジャーナリズムは、ここで描かれているよりさらに悪くなってしまったという印象なのだが、どうなのだろう。ニューヨークタイムズは、ジュディス・ミラー記者を放逐し、誤りを認めて謝罪し、そして今は電子版読者を大幅に増やすことに成功し、生き残っている数少ない新聞メディアだ。しかし、個人ではなく制度に問題があるというのが「スポットライト世紀のスクープ」の趣旨だったはず。体質は改善されたのだろうか。 愛国一辺倒だった当時よりも、分断された今のアメリカの方がまだ健全という見方もあるかもしれない。でもやはり、赤か青かというイデオロギーで全てが決まってしまう今の方がさらに悪くなっている気もする。

  • ********

    3.0

    映画、事実、正しさ

    2017年。ロブ・ライナー監督。2001年の9・11からイラク開戦へと突き進むアメリカ政府に対して、政府の説明(イラクの大量破壊兵器所持)を疑い、事実を報道しようとする新聞社の記者たち。独力で政府の情報の嘘くささを暴いていくが、他のメディアが政府に追従するなかで孤立を深めていく、、、という話。 真実を求めるジャーナリズムの理想を描いているのだが、実話のつらいところで、いまひとつドラマに欠ける。それならそれで、複雑な人間関係なり権力構造なり記者たちの日常生活なりを描ければよいのだが、理想ありきで進んでいるので、話自体はきわめて単線的になってしまっている。ところどころひとりの兵士のエピソードを挟んでいるのだが、扱いが小さすぎて全体の流れに影響を与えていないし。 映画において、事実に基づいて正しさを主張することの難しさがわかる。

  • joz********

    3.0

    またもやアメリカの自画自賛

    Knight-Ridder社は映画では小さな新聞社のように描かれていますが、当時は32の新聞社を統合するアメリカでは2番目の規模の新聞社でした。 冒頭のタイトルに以下の文章が表示されます。 「There is no more important struggle for American democracy than ensuring a reverse, independent and free media. Free Press is at the heart of that struggle. -Bill Moyeres(元ホワイトハウス報道官でコメンテーター及びジャーナリスト)」 「アメリカの民主主義にとって、反対する、独立した、そして自由なメディアを確保することほど重要な闘争はありません。 自由な新聞はその闘争の中心です。」 原題はShock and Awe。 9.11ニューヨークテロでJ・ブッシュがイラク戦争を始める顛末を、記者の目からそつなく描いています。 即ち、大量破壊兵器はでっち上げで、マスコミは政府の世論誘導にまんまと乗せられた、今では常識になっている事実に対する反省です。 主要メディアに反して、Knight-Ridder社のみが真実を報道した、謂わばアメリカの自画自賛映画です。 しかし、内容は当時のTV映像を使って、上手に構成されています。 今から思うと、あんなデタラメに世界中がまんまと騙されたことに驚きます。 アメリカは戦争が大好きで、戦争したいと思ったらどんな手を使っても始めるという事実。 世界中を巻き込み、自国民と他国民を多数死傷させる。 そして、最後はこのような映画を作って反省の態度を示す。 逆に、反省するだけ偉大だろうと威張って見せる。 いやはや何たる欺瞞。 でも、時間が経てばケロッと忘れ、また血を求めて戦争を開始するのです。 トミー・リー・ジョーンズがチョイ役で出てますが、良い味の演技です。

  • 1048

    2.0

    わかりやすいが

    内容はわかりやすくて良かったが、 ひとつの作品と言うか映画としたら そう楽しくはない。 ありきたりな展開すぎて、 見応えはイマイチなかったかな 全てが想定内な内容過ぎて、 途中から飽きてくる。

  • hig********

    3.0

    もったいない

    もったいないなあ。ストーリーはいいのに、NHKスペシャルみたいなドキュメンタリーっぽくなってる。事実に忠実につくるのはいいとしても、映画なんだから、事実が捏造されていく過程に切り込むとか、政府の隠ぺいを政府内部から見せるとか、もう少し「盛って」ほしかった。事実を分析するだけならNスペの方がうまいかも。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
記者たち 衝撃と畏怖の真実

原題
SHOCK AND AWE

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日

ジャンル