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フロントランナー (2018)

THE FRONT RUNNER

監督
ジェイソン・ライトマン
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  • みたログ 393

2.98 / 評価:309件

本当に必要なこと

  • jts***** さん
  • 2020年5月9日 17時37分
  • 閲覧数 248
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ゴールデンウィークに武漢ウィルスの影響で外出出来ない中、劇場公開時に見逃していた本作をヒュー・ジャックマンさん目当てでレンタルDVDにて鑑賞しました。

 エンタメ作品としてはさっぱりです。ゲイリー・ハート氏は実在の人物で実際の出来事を映画化しているので色々あるんでしょうけど、すごく淡々としていて物語に起伏が無く(過度な演出もなく)登場人物に感情移入が出来ません。これならドキュメンタリー風にしていただいた方がもっと面白いのでは?というレベル。ゲイリー・ハート氏とその失脚譚を知らず、興味も無いという方はご覧にならない方が良いと思います。

 今観ると本作に描かれたゲイリー・ハート氏のスキャンダルに対する姿勢は愚かに見えますが、30年以上前の事を考えると未だ「浮気は男の甲斐性」なんて言葉がまかり通っていた時代です。彼の対応はこの時代の常識だったんだろうと思います。しかしその思惑は外れ、彼はその後二度と大統領選には姿を見せませんでした。このスキャンダルをきっかけに世の中の流れが変わったのは間違いないのでしょう。

 公人にはプライベートがあるのか無いのか?
 マスコミの「取材」はどこまで許されるのか?
 リーダーに必要なのは「能力・実績」なのか「人格・清廉」なのか?

 それを他人に求めることは容易いが、それを声高に主張する人々は果たしてそれに応える事は出来るのでしょうか。部数や視聴率、支持率の獲得だけを目当てにスキャンダルなトピックばかりが注目されてはいないでしょうか。そのために本当に必要なことが置き去りになっていないでしょうか?

 近年の日本の国会の状況を見ると「桜」や「モリカケ」に終始し、武漢ウィルスの流入を防ぐ立法措置、行政執行を怠った与野党の国会議員は不要になっていると感じます。私たちの今の「常識」は今後また変わっていくべきなのだろうと気付かせてくれた点は、本作で唯一評価できるところでした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
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