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サムライマラソン (2018)

監督
バーナード・ローズ
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2.28 / 評価:1120件

七人の侍に捧げるイギリス人監督の愛

  • TとM さん
  • 2021年1月18日 12時38分
  • 閲覧数 183
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

今となってはそこまで面白い作品でもないが「七人の侍」が傑作であることは間違いない。「七人の侍」のような映画を撮りたいと言う映画監督は多い。自分がもし映画監督であったなら同じ事を思っただろう。
本作は、そんな想いを存分に詰め込んだ、模倣と言う名のオマージュに溢れた作品だった。

「七人の侍」の黒沢明監督と同じ日本人ではないイギリス人監督バーナード・ローズだからこそ出来た、「七人の侍」と、ほとんど同じショット、カットの連続で、ムフフと笑わずにはいられない。
ここのレビューではサムライ映画を理解できていないなどと叩かれているようだ。確かに理解できていないところはあるだろう。しかし、サムライ映画に対して、こんなに愛を感じる作品はそうそうないと思う。まあ主に「七人の侍」に対してだが。

それと、セリフのほとんどを聞き取れなかったのだが、全く問題なかった。画面を見ていれば意味がわかるという映画らしい姿で、監督の手腕が確かなのだなと感心してしまった。
それにちゃんと応えられた出演者たちの演技力も見事というほかない。
美術は申し分ない。衣装は最高。美しい画と良いショットもある。盛り上がるところがないことと、ストーリーが若干微妙ではあるが、こんなに低い評価の理由がわからない。ただケチをつけたいだけのようにも思えてくる。


遠足にかける想いを募らせたキャラクターが数名出てくる。メインストーリーのことを考えると彼らのエピソードはなくてもよかったのではないかと考えてしまうが、遠足を中心にした群像劇だったと思えばしっくりくる。
原作は知らないのでなんとも言えないが、安中藩に暮らす様々な人々と遠足のドラマだったと思った。
そのせいか、なぜ盛り込まれているのかわからない、竹中直人さん演じる又衛門のエピソードのラスト、ふんどし姿でかがり火に向かい走るシーンで妙に感動してしまったのだ。

しかし、15里(58キロ)を急に翌日走れと言われて走れる距離じゃないよね。藩主の無茶振りが作中で一番ビックリした。
あそこのセリフは安中藩主を演じた長谷川博己さんのアドリブらしいので、本当はもっと短い距離だったのかも。

最後にどうでもいいシメ。
「とお」「あし」と、分けて変換していたが、ここを書く段になって、「えんそく」と入力すれば簡単だったと気付いた。

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