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旅のおわり世界のはじまり (2019)

監督
黒沢清
  • みたいムービー 99
  • みたログ 263

3.03 / 評価:209件

あっちゃん、愛の讃歌、頑張ったね…

  • hap***** さん
  • 2019年8月26日 0時52分
  • 閲覧数 585
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

物語はミュージカル女優を目指す前田敦子さんが、旅を通して少し成長するという話です。
明確に『以前の彼女とここが変わった!』というポイントが無いので、見る人によってはただ単に世界ふしぎ発見のメイキングを見ておるような、抑揚のないストーリーで見ごたえはないかもしれません(笑)。私はウズベキスタンが好きなので、景色を楽しみたくこの映画を観ましたが、そういった意味ではとても堪能出来ました。タシケントのきれいなモスクや町並み、日本人には無い『生命力の強さ』やしたたかさみたいなものをバザールのシーンやヤギを連れ戻そうとするシーンで満喫できました。ただ、演技という点では前田さんは今回の主人公・葉子にとてもはまっていたんじゃないかと思います。仕事熱心ではないが、最低限求められていることはしっかりやる。でも、つねに『自分の本当の居場所はここじゃない』的な想いを抱いていてそれが背中からひしひしと伝わる演技。リアリティーがあり、『普段からあっちゃん、現場でこんな感じなの?』と心配になるほどでした(笑)。それくらいリアリティがありました。
ただ、愛の讃歌を前田さんに歌わせるのは酷に感じました。前田さんは歌手として素晴らしい力量を持っている方ではなく、歌で勝負している訳ではない方です。が、愛の讃歌は越路吹雪さんや岸洋子さんがそれぞれの形で歌い上げている素晴らしい歌です。それを前田さんに歌わせるとなると、やはり周りは『全然声量が足りてない』とか『歌うに値しない』とか勝手なことを言い出します。これは前田さんが悪いんじゃなくって、この歌を歌ってきたスター達の力量が凄すぎるから。そして、この歌に対して『これを歌うなら相当の力量がある人じゃないと!』という期待が私達にあるからです。こうしたプレッシャーの中、ナボイ劇場及び酸素の少ない高原地帯で歌い上げた前田さんに『お疲れ様!』と言いたくなる映画です。AKBを辞めてから数本映画に出ていますがあまりぱっとしない彼女にエールを送りたくなりました。

詳細評価

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音楽

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