ここから本文です

上映中

マイ・ブックショップ (2018)

THE BOOKSHOP

監督
イザベル・コイシェ
  • みたいムービー 193
  • みたログ 246

3.63 / 評価:184件

Feel Good Movieではないのでご注意

  • Shoko さん
  • 2019年8月8日 16時08分
  • 閲覧数 261
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

先日、「ラースと、その彼女」というとても心温まる映画をみて、あぁ、いい映画だったなぁと余韻に浸っていたら、テレビの映画チャンネルで「ラース、、」にでていたエミリー・モーティマさんが出演する本作が放映されるというので、とても楽しみに鑑賞。

はじまったら、なんと美しいシネマトグラフィーなんでしょう。
上質な写真集に収められるような美しい画面。アングル。色。
小物や衣装のチョイスも素敵だし、風景にも憧れてしまいます。

あぁ、こんな素敵な場所で、本屋さんを開くなんていいなぁ。
やっぱりカントリーサイドって素敵だなぁ。
音楽もいいし、うっとり、、と思っていたら、やはり「ラース、、」に出演していてとてもよかったパトリシア・クラークソンも登場。

私のチョイスは間違ってなかった!とウキウキしていたら、なんだか妙なかんじになってきた。

パトリシアさん、好きなのに、悪い人の役なんだ、残念。
でもドレスや髪飾りなんて素敵だし。

音楽もいいし、子役たちもいいし、大好きなビル・ナイさんがいい味だしてるし、どんなことになってもきっと最後には勧善懲悪よ!と信じていたら、え〜、なんで〜。
映画の雰囲気とあまりにも違うこのストーリー。

はっきりいってFeel good movieじゃないです。
そう思って見る人は肩透かしされそう。

ラストで、そういうことだったのか、、とわかって、考えているうちに納得するけれど、カタルシスを感じるまでにはいたらず。

あとから監督のインタビュー映像をみてみたら、原作本のラストとは違うらしい。
これでも映画的に救いのある終わり方に変えたんですって。
もともと本の調子はここまでドリーミーな作風ではなかったのかも?
SF作家レイ・ブラッドベリの「華氏451度」の、本の所持や読書を禁じられた社会と関連づけられて描かれている作品なので、女性ががんばって自分の夢を叶えていくことがメインテーマではないんですよね。

スペイン・ドイツ・イギリス合同作品。スペインの映画賞、ゴヤ賞受賞。
う〜ん、なんだかわかる気がする。

とにかく撮影、美術、衣装デザイン、大道具小道具、ロケーションが優れているので、これ、よかったよね、そうだよね、って確認して自分で納得したい気分になるけれど、そういう映画だって心の準備があったうえで鑑賞すると、落ち着いてメッセージを堪能できるかと思います。
または原作読んでから見る、がおすすめかな。

三つ星半。
あのグリーンのカーディガン、欲しいな。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ