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天気の子 (2019)

WEATHERING WITH YOU

監督
新海誠
  • みたいムービー 2,658
  • みたログ 1.8万

3.70 / 評価:14902件

大切な人に会うことさえ悪のこのご時世

  • mit***** さん
  • 2020年3月31日 0時13分
  • 閲覧数 1364
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

「天気の子」を恋人と一緒に初めて観た時、大切な恋人が失われてしまうかもしれないシーン、それを乗り越えて再会できたシーンなど、多くのシーンでヒロインに恋人の存在を投影してたくさん泣いてしまいました。

ですが、自分自身が恋人と簡単に会えなくなる、そんな状態になるかもしれない、などということは想像すらしておらず、あくまでも物語の中の出来事として捉えていました。

その状況は、ここ数週間のうちに一変しました。
外に出ることは、はじめ「自粛すべき」ことであり、お願いに過ぎなかったのに、いつの間にか「悪いこと」とみなされ、大切な人に会うことさえも諦めようとしている人が、大勢いるような世の中になってしまいました。
どれだけ多くの恋人同士が、今別れの危機に瀕しているのだろう、と考えました。
「少し会えない程度で別れの危機に瀕するなんて」と考える人も多くいるでしょう。ですが、恋愛関係にある二人のつながりというのは、本当にもろく壊れやすいものです。
それを、今のような外力がある状況にあってもつなぎ留め続けるためには、とても強い想いが必要になります。


恋愛には、好きな人のためならどんなことでもできるか、できないか、の部分に一つのボーダーラインがあるのだと思います。
現実には本当に「どんなことでもできる」という人はなかなかいませんが、この主人公は本気でどんなことでもしてしまいます。
その姿に、自分は好きな人のためにどんなことでもできる、と言ってきたが、本当にそうなのか?それだけの強い想いがあるのか?と、考えさせられました。

たとえそれが悪いことであると理解していても、自分の行動には大きなリスクがあると分かっていても、それでも大切な人のために突き進むことの大切さを、この映画は教えてくれました。
「馬鹿でなければ恋愛なんてやっていけない」とある芸能人が言っていましたが、間違いであると分かっている、通常の判断力では絶対にやらないような愚かな行動でも、本気で愛している人のためならしてしまうのが、恋愛なのだと思います。

当然、他人に理解はされません。
自分の一番大切な人だけが理解していればそれだけで構わない話です。

他人様の前で、大きな声で言う必要はありません。
でも、本当に大切な人の前でだけは、「もう一度、君に会いたいんだ!」と胸を張って伝えたい、そう感じました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • ロマンチック
  • パニック
  • 勇敢
  • 切ない
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