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天気の子 (2019)

WEATHERING WITH YOU

監督
新海誠
  • みたいムービー 2,659
  • みたログ 1.8万

3.70 / 評価:14906件

共感と説得力を捕まえていない

  • fjkuresh さん
  • 2020年8月2日 14時45分
  • 閲覧数 1397
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作「君の名は」では、実写映画では表現不可能な過去現在未来を超越した時間感覚や直感や縁などの人の心だけが瞬間的に感じとることが出来る不思議な感覚と、そうしたものへの論理を超えた深い共感を見事な映像表現で捕らえて視聴者を虜にしたが、本作は不思議なものを扱っている割には直感的でなく、むしろ青少年の不安定さや、大人たちの無常感や人間性など、もっと細やかでとりとめのないものにフォーカスされた内容になっている。

言ってみればこれはため息の出るような日常の中でふと感じた妄想のようなもので、それでも日常の中にそれは確かに存在していると感じる瞬間はあったのではないかという問いでもある。

だから不思議な出来事と現実は遊離していて一体感はない。「君の名は」では驚くほどに、形あるものを超越した感覚への深い執着心を呼び覚まされたが、「天気の子」では時代性を映し出した異常気象への共感意外にはそうした鮮度の高さを感じるものは乏しいように思う。

言の葉の庭 の実写を超えたリアリティと、君の名は で表現された人の心の中にだけ存在している現実が本作で調和することが期待されたが、そのような魅力や説得力はない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
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