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天気の子 (2019)

WEATHERING WITH YOU

監督
新海誠
  • みたいムービー 2,652
  • みたログ 1.8万

3.69 / 評価:15093件

この世界は最低だ

  • shaba_the_hutt さん
  • 2019年7月19日 14時38分
  • 閲覧数 52930
  • 役立ち度 699
    • 総合評価
    • ★★★★★

大ヒットした「君の名は。」の新海監督の作品ということで、時間を作って見てきました。

音楽が前作と同じRADであることや、舞台が首都圏であることなどなど、鑑賞前予告には既視感があり正直大丈夫かと思っていましたが、そういった不安は杞憂に終わりました。どうでもよくなったというのが本音ですがね。

あまりにもシナリオが酷すぎやしませんか。世界観…登場人物…好きになれない。モラルハザードが洪水のように流れ込んでくる。
監督は貧困もテーマにしていると語っていましたが、親を失った子供が嘘をついてアルバイト、バレてクビになったら闇社会に片足を突っ込む…これがリアルを反映しているとは思えませんね。
主人公も若気の至りで何かすることはあっても限度があるし、その行動が映画を引き立てていたとも思えません。むしろ陳腐化させていた気さえします。そして独善的なあの選択…。この二人を全然好きになれませんでした。比較しないようにと思ってみましたが、瀧や三葉が持っていたような共感性を決定的に欠いていたと思います。

別にこれまでアニメでやり尽くされた自己犠牲をしろとか言いたいわけではないけど、ステキなラブファンタジーをやるにあたって、相応の世界観は必要だったのではないかな。こんな自己中ばっかの世界、全部沈んじゃえばいいよ。無駄にリアルを反映しようとしたせいで、苦味が余韻を邪魔している。参考にしたであろうエウレカセブンはもっとちゃんとした結末を用意していたよ。

この映画は、愛にできることはまだあるかいと問うてくるけど、愛は何も異性愛だけではないと思います。そして帆高は家族愛からすら目を背けるクソッタレですわ。こんな男の愛にできることは何もないでしょう。
「君の名は。」のあと、新海監督の私生活でも色々ありましたが、その行為を肯定するような、自分がよければそれでいいなんて映画を作られてしまってはね…。帆高はある程度監督の自己投影も含まれていると思いますので、とても気持ちが悪かった。
「君の名は。」は共感できる映画でしたがこれは無理でした、ごめんなさい。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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