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上映中

天気の子 (2019)

WEATHERING WITH YOU

監督
新海誠
  • みたいムービー 2,654
  • みたログ 1.8万

3.70 / 評価:14801件

雨と新宿

  • まあしい さん
  • 2019年7月19日 20時50分
  • 閲覧数 18174
  • 役立ち度 556
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作「君の名は。」より脚本がシンプルでわかりやすく、子供から大人まで楽しめる作品になっています。
だからと言って、観客に媚びてるようにも見えない。
私から見ると、画の画力は上がり洗練され演出も冴えてきている。

数か月振りの劇場鑑賞です。
天気も悪いし、なんとなく金がかかってそうな壮大な映画が観たい気分だった。
あんまり興味はなかったのだけど、昨日の事件の後の今日の公開日、新海監督の朝のテレビ生出演。 なんだか、偶然にしても業界の人たちの断腸の想いは想像できる。

テレビから流れたほんの数秒のアニメーションは新宿のビル群を俯瞰していて、画力のすごみを感じた。

やっぱりすごい監督だ。金かかってます。スタッフ全員命削って創ってます。

という作品でした。

新海組の真骨頂ともいうべき、町の風景はすべて現実です。
カメラで捕らえると、一瞬で終わる。それを画で描いてます
懐かしい風景、あのそばを通って映画館に行き、あそこのマクドナルド前で待ち合わせした。
歌舞伎町、代々木、たぶん中野。田畑・・。
東京タワーからスカイツリーまでをひとつの画面に収める演出。
壮大だ。

それと、東京のお天気に着目してストーリーをまとめたのは驚いた。私もここ数年同じことを考えていたから。
東京の夕立ほどすごいものはないと思う。夏には毎日のように雷雨が襲い、雹も降る。
雨は2時間くらいで降りやみ、何事もなかったように晴れ渡り虹が現れる。何度も経験しています。その雨の描き方も素晴らしい。「言の葉の庭」より数段進化してる。とくにアスファルトを打つ雨粒や、窓のガラスを伝う雨。空の雨雲はアニメならではのオリジナリティーを感じた。

「200年前は東京都心は海だったんだから、元に戻っただけ。」というセリフがあるけど、本当にそうだ。
よくあんな不毛の地で都市が発達したな。と。今は遥か彼方昔の都、近畿地方で思う。

東京を救うために人柱にならなくていい。
迎えにきてくれてよかったね。
再会できてよかったね。と素直に思うと涙が浮かぶ。

中高生から高齢者の観客がただ一人席を立たず、エンドロールをしっかりと見ていた。

監督と数百人のスタッフの3年間の努力のたまものに敬意を表して。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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