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アラジン (2019)

ALADDIN

監督
ガイ・リッチー
  • みたいムービー 1,757
  • みたログ 9,342

4.30 / 評価:7309件

アニメ版が好きな人は観なくてもいい

  • Seven Garbage さん
  • 2020年9月13日 17時35分
  • 閲覧数 728
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

どこをとっても大きく破綻はしていない。音楽も話の筋もほぼオリジナルと同じ
違う点は、虎や猿、オウムの毛並みがCGiで細かくなった点くらい

しかし、オリジナルと比べてなにかが決定的に違う。それはなんだろう
まずロビンウィリアムズとウィルスミスの違いがある。片やスタンダップコメディアン、片や...単なる有名人。
ロビンウィリアムズやエディマーフィがディズニのアニメーションに起用され成功したのは、アメリカのアニメーションがスラップスティックコメディと切っても切り離せない関係にあったからだ
スラップスティックは大げさな表情や物理法則を無視した動きが特徴でディズニーもルーニー・テューンズも手塚アニメも大いに影響を受けていた。真剣な作品でもおちゃらけた作品でも、ディズニーアニメーションにはいつもスラップスティックの要素が色濃く出ていた
この実写版が奇妙なのは、話の筋はオリジナルを忠実に追いながら、スラップスティックの要素が全くないところだ。ジーニー、ジャファー、ラーゴは非現実なキャラクターだからこそ、この世界に没入したい、と思わせる力があるのだ。ジャファーを普通の背丈で甲高い声の言っちゃ悪いが普通の役者にやらせたことは大きなミスだったと思う

ウィルスミスは奮闘は認めるが、いつものお調子者な演技そのままでそれ以上でも以下でもない
ハッキリ言ってしまえば近年のウィルスミスは俳優とはもう言えないと思う
もう俳優として飯を喰っているわけではないので近年のようにどうしようもない迷作を連発しても彼の評判には殆ど関係がない
彼は「ウィル・スミス」というブランドをSNS上で自己宣伝するソーシャライトと化している

この映画は言うなればビートルズの曲をLogic Proの音源のみで完全再現しました!というようなものか
ガイ・リッチーというベテランプロデューサーがウィル・スミスというスター歌手を連れてきて編曲もアレンジもそのままビートルズのヒット曲をソフトウェア上で制作する。オリジナルを知らない世代にもそこそこ売れるだろう。懐かしさで聴く人もいるだろう。しかし、点線をなぞっただけのような作品が20年30年経っても顧みられるだろうか。長い年月が経ったあと誰もが思い返すのはオリジナルなのかこの実写版なのか。答えはおのずと定まるだろう

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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