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メン・イン・ブラック:インターナショナル (2019)

MEN IN BLACK INTERNATIONAL

監督
F・ゲイリー・グレイ
  • みたいムービー 500
  • みたログ 1,553

3.18 / 評価:1,216件

アクション中心、ギャグは抑えめ

  • 文芸サロン さん
  • 2019年7月24日 13時27分
  • 閲覧数 284
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

「MIB」の新シリーズには「インターナショナル」と副題が付く。その名の通り今回は世界各地が舞台となる。前シリーズがアメリカ国内だけだった。今回は女性のエージェントが主人公のひとり、というのも新基軸だろう。ハリウッドが最近神経を尖らせる性別や人種枠のバランスへの配慮が色濃く反映されている。「インターナショナル」というくらいだから、まだ登場しないアジア系や中近東・インド出身のエージェントがこれから出てくるかも知れない。
 物語の統一感としては、ギャグに片寄っていた前シリーズに比べアクションやサスペンス主体の、正統派の娯楽映画だ。宇宙人相手に秘密の任務を随行する。当然物語には地球の危機を防ぐというテーマがある。新人のMと最強エージェントのHは全くタイプが違うというお約束の設定だ。そのふたりが、かたやMIBの中に裏切り者がいるという困難な状況で行動する。アクションらしい物語で畳み掛けてくる。この努力は誉めていい。
 ただちょっと設定が欲張り過ぎた。ふたりのエージェントの対立ぶりは中途半端だし、裏切り者についてはキャスティングの段階でわかってしまう。脇の甘さが作品全体を平凡にしてしまった。色々と破綻が気になるがバリー・ゾネンフェルド監督の毒気がちりばめてあった前シリーズの、ある種ディープコアな面白さは今作にはない。無難な娯楽映画の域を出ないのである。
 楽しめることは楽しめる。だがエマ・トンプスン、リーアム・ニースンにわざわざご登場願うだけの意味があっただろうか。ひとりは大したことをしないし、もうひとりはトリックばらしになるだけなのだから。
 がまあ娯楽性はある。後半全く忘れられてしまうが、女性エージェントMが誕生するまでのエピソードは割りといい感じだ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • コミカル
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