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ライズ ダルライザー -NEW EDITION- (2018)

監督
佐藤克則
  • みたいムービー 34
  • みたログ 137

4.54 / 評価:116件

子ども以上に、大人に観てほしい作品

  • hat******** さん
  • 2019年5月8日 23時49分
  • 閲覧数 470
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

 地元白河で上映され、何度も編集を重ねて劇場公開版として上映された「ライズ ダルライザー」です。

 夢を追って一度は上京したものの、家族や生活のために葛藤を抱えながら故郷に戻り、両親との軋轢や故郷の変化に戸惑う・・・そんな主人公に共感する人は多いのではないでしょうか。また、そんな主人公が、困難に揺さぶらながらも、ダルマとヒーロー像を重ねながら、諦めず、挫けず、一歩ずつ前進しながら自分の生き方・本当に守りたいものを見つけていく姿はヒーロー物というより、大人向けのヒューマンドラマと言えるかもしれません。
 
 製作費や出演者の大半が、ご当地の有志によるものと聞くと、低予算の内輪向けの作品と思われるかもしれませんが、練られた脚本を佐藤監督がしっかりヒーロー物の形に仕上げており、洋画のような派手さはなくても、見ごたえのある出来栄えになっています。
 市民参加の作品のため、粗がない・・とは言いません。しかし、制作に関わった多くの皆さんの熱量、それをしっかりと受け止めてたメインキャストの演技、総合的な完成度は東映のヒーロー映画にも負けていないと思います。

 最後に、ヒーロー物で重要なアクションでは、日本ではまだ馴染みが薄いのですが、スペインの護身術「KEYSI」が登場しています。近年、「ダークナイト(バットマン)」などハリウッド映画で取り入れられている武術で、プロデューサー兼主役の和知氏が、創始者であるフスト師範を招聘・師事するだけでなく、作中にもほぼご本人役として登場してもらうという離れ業を実現させています。
 特徴的なアップガードから、独特の入り身による接近戦の描写は、格闘技好きの人にとっても必見です。
※ 映画製作と前後する形で、和知氏はフスト師範の許可を得てKEYSIの道場を 開設しています。

 いろいろ長くなりましたが、初めは身につまされ、だんだん引きこまれ、最後には胸が熱くなる映画「ライズ ダルライザー」は、白河市民である私ののひいき目を差し引いても、たくさんの人に観てもらいたいステキな作品です。
 

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