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パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー) (2018)

THE HAPPYTIME MURDERS

監督
ブライアン・ヘンソン
  • みたいムービー 28
  • みたログ 38

3.42 / 評価:33件

よい子とよい大人は見ちゃダメ!

  • min***** さん
  • 2019年3月2日 20時40分
  • 閲覧数 215
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

女刑事のコニーと、かつては刑事だったが今は私立探偵のパペット・フィルが、パペットばかり狙われた“殺人”事件の捜査に挑むバディアクションコメディ。

率直な感想としては、コメディ要素は強いものの、総じて意外と真面目な話という印象だった。
いろんな作品からパク・・・オマージュした感満々のチラシビジュアルで、真面目要素ゼロ、コメディ全振りの作品かと思っていたので、そういう意味ではちょっと肩すかし。

舞台は人間とパペットが共存している・・・という世界観設定のロサンゼルス。
とある出来事から警察を追われ、私立探偵をしているフィルのもとに、謎の美人・サンドラ(彼女もパペット)がやってきて、脅迫状の犯人捜しを依頼される。
そこからフィルは、劇中の番組「ハッピータイム・ギャング」の出演者たち(約1名以外パペット)を狙った連続“殺人”事件に遭遇。コニーとともに捜査に乗り出す。

・・・と早い話、よくある刑事ドラマ的内容である。
中盤でフィルが犯人に仕立て上げられるのも、詳細は後で述べるが真犯人が実はサンドラだったのもベタで、物語としては意外性がないのが難点。
だが、この作品を楽しむポイントはそこではなく、コメディ要素である。

いやー、なかなかのレーティング詐欺だった(褒めてます)。

人間だったら目も当てられないレベルの殺害シーンも、パペットなら綿が吹っ飛ぶだけだからめちゃくちゃポップな表現に。
犬に引きちぎられて死ぬっていうのも、パペットならではのユニークな表現だった。
パペット同士だったり、パペットが人間を攻めたりといったえっちなシーンには笑いをこらえるのが必死だった(というか、パペットにも性欲があるのね・・・)。
刑事なのに、思いっきり“お砂糖”を吸ってしまうコニーの姿も面白かった。

そして極め付きは、真犯人がサンドラと発覚するときの流れ。
彼女はかつて、フィルの誤射によって父親を亡くし、その復讐のために事件を起こしたのだが、髪の毛は当時の紫から赤に変わっていた。
フィルは、サンドラのスカートの中の“下の毛”を見たことがきっかけで、彼女を犯人だと導き出すのだが・・・、

“下の毛の色”で発覚とか、こんなにえっちな事件解決はたぶん前代未聞だぞ(笑)。
そりゃ、よい子(と、よい大人)には見せられませんわ・・・(褒め)。

まあ、話が進むにつれてこういったコメディ要素が減ってしまったため、結局は凡作寄りという結果に。あ、今年度ラジー賞6ノミネート(受賞は主演女優賞のみ)には納得しましたけど。
ただ、エンドロール冒頭で流れるメイキングを見ていると、なかなか楽しそうに制作されていたことが分かる。笑い声の絶えない現場でした、みたいな。
こんな作品をDVDスルーせず劇場公開に踏み切った配給元の偉い人と、PG12で許して(?)くれた映倫の偉い人には感謝しかありません。

ちなみに、中盤から登場する男性捜査官・キャンベルを演じるのは、ジョエル・マクヘイルさん。
NETFLIXのお笑いバラエティ「ジョエル・マクヘイル ショー」で別番組をイジる姿を毎週楽しく見させてもらった身として、ちょっと懐かしさを感じながら演技を見させてもらったのでした。

2019/3/2@ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13

詳細評価

物語
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