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パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー) (2018)

THE HAPPYTIME MURDERS

監督
ブライアン・ヘンソン
  • みたいムービー 28
  • みたログ 39

3.42 / 評価:33件

この映画に子どもたちを誘導したらダメ絶対

  • dr.hawk さん
  • 2019年3月6日 20時49分
  • 閲覧数 165
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

2019.3.5 字幕 MOVIX京都


2018年のアメリカ映画
パペット(人形)と人間が共存する世界で起きた連続殺人事件を追う、元相棒の女性警官とパペット刑事のバディ映画(かなりお下品なコメディでもある)
監督はブライアン・ヘンソン
脚本はトッド・バーガー


物語は主人公のパペット・フィル(声:ビル・バレッタ)の日常が描かれて始まる
彼はロサンゼルスで私立探偵を営んでおり、不遇を受けているパペットたちの力になろうとしていた

彼の事務所には人間の女性バブルス(マーヤ・ルドルフ)がいて、彼の手助けをしている

ある日フィルの元にサンドラという名の若い女性パペットから依頼が舞い込む
脅迫を受けているとのことで、切り貼りされた脅迫状には「秘密をバラす」と書かれてあった

サンドラは性衝動を抑えられない性質を持ち、その行為が明るみに出ることは彼女の最大の危機だったのである

フィルは脅迫状に使われていた「P」の切り貼りに見覚えがあり、パペットが経営するポルノショップへと向かった


物語はポルノショップにて銃乱射事件が起き、グーファー(ドリュー・マッセ)含むすべてのパペットが殺されたことによって動き出す

そして管轄であるロサンゼルス市警から、刑事のコニー・エドワーズ(メリッサ・マッカシー)が訪れる

彼女は12年前にフィルとコンビを組んでいて、ある事件での誤射が原因でフィルは解雇されていた

パペット初の警官で優秀だったフィルだったが、その事件以降、パペットが警官に採用されることはなくなってしまった


物語は「ガチなバディものサスペンス」であるものの、その演出が「かなり」の問題になっている

PG-12(親または保護者の助言が必要)というカテゴリーであるものの、正直「R-18」でもおかしくない内容である


パペットを使用していることで、ヴィジュアル的には「許されそうな」感覚があるが、描かれている内容は低俗極まりない

この映画に「PG-12をつけた責任者出てこい!」レベルである


冒頭の「ポルノショップのAV撮影シーン(牛の乳搾りだけど)」「ショップの奥で流れるポルノ映画(SM)」に始まり、「フィルの兄ラリー(声:ヴィクター・イェリド)バラバラ殺人シーン」、「サンドラとフィルの執拗なセックスシーン&射精シーン」など、「エロとグロ」が全開の映画である

しかも最後には「サンドラの局部(かなり精巧)」までドアップで映し出されるのである

さすがに「パペットなのでセーフ」とは言えず、むしろ「人形劇でトコトンまで下品な映画を作る」テイストを貫いた感さえある

『セサミストリート』の制作会社「セサミ・ワークショップ」が告発するのも理解できる内容である


侮辱は無いと弁明するものの、この映画を見てしまった子供たちに対して「大人はどう釈明(助言や指導じゃないよ)すべきか」について、数日ほど寝込んでしまってもおかしくない

12歳以下の子どもに対して「性教育や暴力描写」についての助言や指導を行えるテキストではないし、一家団欒のテレビ(今時ないかも知れんが)でキスシーンだけで凍ってしまう現在の抵抗力や抱擁力の欠如する現代において、あまりにも刺激がキツすぎると言える

人間なら糖尿病一直線の砂糖ドラッグとか、助言も何もあったものではない
(真似しないでねと言いたくても、正義側のエドワーズがハイになっているので弁護しようもない)


むしろ本作では「パペットを使用しているけれど、エロとグロは隠して見せる」方が情操教育には向くと感じた

リアルな人間同士のエロ&グロはさすがに耐性が整っていないし、直視させなくてもトラウマレベルになるのは間違いない

パペットを使って「匂わす」ことで、これまでにない「美意識過剰な物語」からの脱却と言う点では正解にも見えるし「指導&助言」は行いやすいのではないだろうか


いずれにせよ「下品さ」で言えば『テッド』シリーズを超えてきそうな勢いで、『テッド』は笑えるけど(ぬいぐるみの中身がおっさん)、こちらは笑えない

邦題もかなり日本の番組を悪い意味でパロっていて、「子連れの観客を集客しよう」と狙っているとしか思えない

「子どもに見せちゃダメ」と書いているが、これって「押すなよ、絶対」系の「欲しがってますよ」ネタにしか思えない

製作サイドも大概であるものの、宣伝会社もかなり「加担」しちゃっているし、悪ノリが過ぎると感じた

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
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