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王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン (2018)

狄仁傑之四大天王/DETECTIVE DEE: THE FOUR HEAVENLY KINGS

監督
ツイ・ハーク
  • みたいムービー 4
  • みたログ 33

4.50 / 評価:19件

御年70歳近い監督の遊び心は健在

  • fg9***** さん
  • 2019年10月28日 11時01分
  • 閲覧数 105
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

…第1作目の『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件(2010)』では、判事ディーをアンディ・ラウが演じ、「怪奇+謎解き+カンフーアクション+映像美等の映画の醍醐味が一杯詰まった一大スペクタクル」と書いていて☆五つ付けていた。
 第2作目の『ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪(2013)』は、判事ディーの若かりし頃の話で、アンディ・ラウでなくマーク・チャオなのでガッカリし、内容も「多少の知恵を絞れば片付くような事件だったので、前作と比べるとトーンダウンは否めない」と書いていて☆三つだった。
 …あらすじは解説の次のとおりと書こうと思ったら空欄で、レビュー数も未だ2件のみだ。
 殆ど人目に付かない作品なんだな。
 …WOWOWで観たので、そのあらすじを次に書いておこう。
 『前作で国家の危機を救った判事のディー(マーク・チャオ)は、その功績により、皇帝から最強の神剣を授けられることに。
 しかし、それを快く思わない皇后の則天武后(カリーナ・ラウ)は、神剣をわが物にしようと、司法長官のユーチ(ウィリアム・フォン)にディーの襲撃を命じ、さまざまな剣術・妖術の使い手である異人組を配下に雇い入れる。
 そんなある日、宮殿の柱に彫られた巨大な黄金龍に突然生命が宿って大暴れするという奇怪な事件が発生。
 それは、移魂術を操る封魔族の仕業だった…。』
 ヤング・ディーの続編なので、本作のディーもマーク・チャオが演じている。
 で、則天武后の命を受けて、ユーチがディーを襲撃するというので、確かユーチとディーとは友達関係にあったのではと訝しく思ったが、事件の捜査が進むうちに友情が復活していくのでホッとしたっけな。
 で、序盤はユーチが率いる異人組とディー一門との攻防が繰り広げられ、ツイ・ハーク監督お得意のワイヤー・アクションの全開だ。
 異人組の面々もそれなりの妖術を駆使するので、ディー一門も守勢一方になってしまうのだった。
 そんな折、「宮殿の柱に彫られた巨大な黄金龍に突然生命が宿って大暴れするという奇怪な事件が発生」し、異人組の面々はいとも簡単にやっつけられてしまうのだった。
 異人組の中には水月という女剣士もいて、彼女も負傷し、ディー一門の医官シャトーに介抱して貰ううちに淡い恋心のようなものが芽生え、2人のロマンスらしきエピソードも織り込められていくものの、恋愛関係にまで発展しない流れは好感が持てたっけな。
 で、移魂術を操る封魔族という新たなる敵の存在が発覚し、ディー一門とユーチが共闘して封魔族の野望を食い止めようとするのだった……といったストーリーだ。
 以降は、封魔族との幻魔大戦の様相を呈して来る。
 目玉で覆われたデッカイ仁王像が襲ってきたりもし、CG全開だが、その映像は迫力があった。
 で、封魔族の妖術にはとても抗しきれずと判断したディーは、最後の頼みの綱の三蔵法師の弟子ユエンツォー大師に助太刀を頼むのだが、ディーが自力で封魔族をやっつけた訳ではないので聊か不満は残るが、ユエンツォー大師の従者なのか、孫悟空をデッカクしたかのようなホワイト・キングコングの大暴れはド迫力だったな。
 いや、もう、ツイ・ハーク監督のやりたい放題の大暴走は留まるところを知らず、妖怪大戦争を観ているかのようなエキセントリックな結末だった。
 第2作目以降は、ミステリアスな謎解き要素が影をひそめてしまい残念だったが、御年70歳近い監督の遊び心は健在で、十分に見応えありの3.6点といったところかな。

 (メモ 総レビュー数:3502件、2019年度332作品目)

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