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王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン

王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン

狄仁傑之四大天王/DETECTIVE DEE: THE FOUR HEAVENLY KINGS

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bakeneko

5.0

ネタバレ最強の助っ人?登場!

駐日オランダ公使だったロバート・ファン・ヒューリックが中国の「公案小説」をモデルに連作した、実存した名宰相:狄仁傑を題材にした唐朝の名探偵の活躍を描いた“ディー判事”シリーズ”の第三弾で、7世紀の唐を舞台にした本格的な推理活劇をツイ・ハーク監督が外連味たっぷりにスペクタクルシーン満載に膨らませて見せてくれる娯楽大作であります。 2010年から創られている-7世紀の唐に実在した狄仁傑の活躍を探偵サスペンスとして描いた推理スペクタクル:王朝の陰謀シリーズの3作目で、中華風の“シャーロックホームズ+怪奇大作戦(日本の特撮TV番組)”が展開します。 主要登場人物三人を、シャーロック・ホームズの作品のキャラである- 判事ディー(マーク・チャオ)=シャーロック・ホームズ 医官シャトー(ケニー・リン)=ワトソン 司法長官のユーチ(ウィリアム・フォン)=レストレード警部 ―に置き換えて観ることができる作品で、 更に、妖怪変化や心霊現象と思われる事象が総て科学的なトリックであることを看破する-円谷プロダクション製作の特撮テレビドラマ:“怪奇大作戦”(主演は岸田森)の要素も含んでいます。 判事ディー(マーク・チャオ)が、皇帝から授かった:神剣・降龍杖を、権力の独占を狙う皇后・則天武后(カリーナ・ラウ)が幻術や異種剣法を使う“異人組”を雇って簒奪しようとするが、彼らの他にもう一つの巨大な組織:封魔族が唐王朝打倒の陰謀を企んでいた…というお話で、“異人組”の様々な超人達の術は、山田風太郎の忍法帳シリーズを連想させます。 奇想天外な兵器&技&幻術キャラクターが乱舞するスペクタクル推理劇で、本作から味方になる女剣客:水月(マー・スーチュン)と医官シャトー(ケニー・リン)のロマンス?も描かれてゆきます(「四つの署名」のメアリー・モースタンとワトソンを連想させます♡)。ゲストキャラとして、西遊記からあのキャラも参戦する破天荒な展開もツイ・ハークらしいサービス精神を感じさせる娯楽大作で、三蔵法師に因んだ三蔵寺の門番は狛犬じゃなくて猿であるところも笑わせますよ! ねたばれ? 1、則天武后は術に掛けられたんじゃなくて本心で行動していると思う… 2、あれじゃあ、キンシコウじゃなくて完全にゴリラだな… 3、で、捕らえた“花火術使い”はどうなったの?

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