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上映中

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ (2019)

監督
瑠東東一郎
  • みたいムービー 1,412
  • みたログ 5,662

3.27 / 評価:4,739件

悲しい…

  • sdr***** さん
  • 2019年9月12日 3時25分
  • 閲覧数 2659
  • 役立ち度 91
    • 総合評価
    • ★★★★★

元々、この監督と脚本家に映画は荷が重すぎたんでしょう。
私たちが愛した牧や春田はいなかった。特に牧がひどかった。
元々の脚本だと田中さんが言っていたように愛されるキャラではなかった春田。
元々の脚本だと、お餅になったおかゆを食べなかった牧。
でもそれを愛されるキャラにした田中さん。それに牧はこういう時食べますよ!と言って食べてくれた林さん。
林さんが牧という人間をあそこまで愛されるキャラにしたのに、映画版ではひとつも『ひとつも』活かされていない。元のお餅がゆを食べなかった牧に戻ってる。
そりゃ、林さんのやる気も減るでしょう。
だからラストシーンと撮った時の感想が「朝からこのシーンか」だったんでしょ?普通の人なら「朝から○○か」っていうのはネガティブな時に使う言葉。
やだなぁとか早く終わればいいのになぁとか思ってるときに出る言葉。
そりゃそうだよね。連ドラ版を通して林君が一生懸命作った牧というキャラがあそこまで崩壊してたら。
続編に難色を、、、そりゃ示すよね。

キャラ以外のストーリーの部分もひどかった。
1回目を見た時は単純に動いている牧と春田が見れたことに満足して、最後のシーンで満たされたけど、何回も見に行くうちに段々脚本の適当感を感じてしまい、悲しくなってきた。
映画だから尺を考えて色んな説明が省かれているのは仕方ないし、ご都合主義になるのもわかる。
脚本家と演出家が男の人だから爆破とかドラマでは見られないような壮大なスケールの話にしたかったんだろうけど、そんなのは求めていない。
1回目を見るだけなら多分満足したと思う。
でもOL民たちは何回も見に行くし、円盤も買う。それを想定してなかったんだろうか?それともなんでも買うでしょ?何回も見に行くでしょ?となめられてたんだろうか…。
仕事も陳腐すぎる。大きなプロジェクトとか言うてるのに、そんな大きなプロジェクトが事前連絡もなしにいきなり営業所に来ないし、来たところでなんの資料を持っていくんだよ。意味がわからない。
会議室は大きいのに一介の社員が勝手に入り込めてドアの前で立ち聞きができる。いやいや、あの規模の社長に会うなら受付で待つ場所指示されるだろ。
相手側に直談判もあんな簡単にできる。いやできないよ。

映画だから、展開のために仕方ないとしてもあまりにも仕事関連が雑すぎて気になる。
話の主軸にしてるんだからもう少し実際の仕事に即して書いてほしかった。
あれじゃあ、会社勤めをしたことがない子どもが書く仕事でしかない。
それに牧と春田の関係。とても楽しみしていたのに終始喧嘩越しの牧に頭のわるい春田。え?これって私が見ていたドラマの牧と春田と同一人物ですか?っていうくらい。
ラストにキスシーンをぶっこめば満足すると思われたの?これ、しとけば君たちは満足するでしょ?みたいな。

指輪だって、話の軸にちょこんといたはずなのにいつの間にか牧に手わたってるし、結婚指輪だってなんのエピソードもなく2人の指につけられている。
もっとほかの部分端折ってでもせめて指輪をわたすところくらい入れてくれてもよかったのに。
春田の独白も「男同士のことよくわかってなかった」「そもそも結婚できない」「子ども好き」とか頭悪すぎて悲しい。
これってあくまでも相手が子供を産むのが前提じゃん。子供を産めない牧を責めてる感じ。
なんだろ、子供を産めないのは春田も同じなんだから「牧は子どものこと気にしてるかもしれないけど、俺だって牧の子ども産んでやれねぇし」くらいのことを言ってほしかった。(お互い様という意味で、「牧も俺の子は産めないし、俺も牧の子を産めない。だから気にするな」くらいの男気が欲しかった)
あれじゃあ、子供産めない女の人にもぐさっとくる一言すぎて。まじデリカシーってなった。

あと、制作側が入れたかった浴衣のシーン。ジャスに浴衣を着せたせいで違和感しかない。え?ジャスは一人で浴衣着て祭りにきて、たまたま居合わせたの?って気になりすぎて話に集中できない。それならスーツでたまたま居合わせたっていうふうにしてくれたほうが頭に入った。そして舞台挨拶の時に僕着れなかったので着れてうれしいです~。とかでよかった。

元々OLって「何度も見る」っていう人たちに支えられて大きくなったと思ってる。
民たちは公式に課金して、公式はその思いを受け取って、っていうのだと思ってた。
これじゃあ、OLの名前を借りたただのお金儲けコンテンツじゃん。
見れば見るほど悲しくなってきたので、5回目はないし、円盤購入もないです。

評価の低いレビュー見てるとみんなアンチではなくて本当にOLが大好きな人たち。何度も何度も見た人たちが低評価なことを、監督と脚本家は理解してほしい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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