ここから本文です

上映中

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ (2019)

監督
瑠東東一郎
  • みたいムービー 1,425
  • みたログ 5,958

3.23 / 評価:4,994件

ドラマファンです

  • suz***** さん
  • 2019年8月24日 22時55分
  • 閲覧数 2083
  • 役立ち度 17
    • 総合評価
    • ★★★★★

ドラマからの大ファンです。映画を2回観て、こちらの皆さんのレビューを読みにきました。
詰め込みすぎ、雑、薄い。おぉぉぉ。はい、正直、確かにそう感じられた部分もありました。だけど、私はあえて基本に立ち返って考えてみたい。
 
そもそもドラマ版だって、設定とか緻密に構築されたものではありませんでした。お仕事描写も、接客カウンターに個人情報出しっ放しとかマウスに触れただけでPC画面開けちゃうとかあり得ないですよね。話の展開自体も相当突飛でしたよ。出会って一緒に住んで恋に落ちて告白してデートして、実家挨拶からの号泣お別れまでほんの2ヶ月かそこらです。部長だって、部下に10年秘密の片想いして爆発したから30年連れ添った妻と離婚。しかもまだ片想いのままなのに。思い返せばまさにジェットコースターです。
劇場版は、それらが全部スケールアップしたものだと捉えたらどうでしょう。
広げすぎてついていけない、ヒットドラマの映画化にありがちな残念な結果、本当にそうでしょうか?
緩急の落差がドラマよりもかなりスケールアップしてるんです。だから、見方もスケールアップさせてみたらいいのでは?やや乱暴な提案かもしれませんが、今までやったことのない映画の見方をしてみたらいいと思うんです。
緩急の急の部分は何も考えずに乗っかって走る、笑う。設定?伏線?あり得ない?細かいこと気にしてたら置いてかれるよ!事件起きてるんだから走らなきゃ!
そして緩の部分に来たら、ちゃんと息をついて。心を整えて。画面の中のあの人の、目線、声音、間。音や光や空気。素直に、ただ素直にそこを観てみてください。お約束の展開ですか?どこかで聞いたようなありふれた台詞でしたか?それとも脈絡のない?そうかもしれない、だけど、誰の人生も大体そんなものじゃないですか?
借りてきたような、もしくはありふれた言葉で分かったような振りしたり笑いで包んだり不器用に怒ったりしながら、心のど真ん中にあるどうしたって無視できない自分にとっての真実を、それだけはどうにか守りたいって必死にじたばたしながらみんな生きてるんじゃないですか?
映画の中の春田は、牧は、部長は。武川さん、ちず、マロ、蝶子さん、鉄平兄、マイマイは。そこを疎かにしていますか?
 
ドラマが大好きだから敢えて苦言を呈するレビューが多くありながらも皆さん☆の数が少なくはないのはそこが理由なんじゃないかと思います。
ドラマと同じ、人を愛するってどういうこと?っていうことを考える種を実は心にそっと蒔いてくれていて、観る側は過剰なほどのドタバタに巻き込まれながらも知らず知らずそれを受け取っているんだと思います。
あと、核となる春田と牧の恋愛はとにかくどこまでもリアルでピュア。ネタバレになるから多くは書きませんが。王道ど真ん中、きゅんきゅんします。
 
結局、ドラマと同じ、登場人物みんなの今後を応援したくなる映画です。自分も出来るだけ素直に歩いてみよう、周りの人を大切にしようって思える映画です。あと恋っていいなって。
おっさんすラブの世界はなにも変わっていないと、私は思います。ぜひ、多くの人に観て欲しい!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • スペクタクル
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ