2019年4月19日公開

幸福なラザロ

LAZZARO FELICE/HAPPY AS LAZZARO

1272019年4月19日公開
幸福なラザロ
3.5

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7%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

20世紀後半のイタリア。純朴な青年ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)は、社会と隔絶した小さな村に住んでいる。そこの人々は、小作制度が廃止されたことを知らずにタダ働きを強いられていた。ある日、領主の侯爵夫人(ニコレッタ・ブラスキ)の息子が誘拐騒ぎを起こし、労働搾取の実態が世に暴かれる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(34件)

切ない20.2%不思議16.7%ファンタジー13.1%悲しい9.5%知的8.3%

  • sei********

    5.0

    しあわせとは

    人は出生を選べない。でももし選べたら幸せになれたのだろうか。 そもそも、幸せとは。。 見終わったあと、しっかり答えがでる。 搾取されるだけの農民が自由を手に入れる。ハッピーエンドの様な始まりはその先の物語を語ってくれる。絵本では語られない。その先を。 主人公はいつも見ている。自分の周りの人達を。大地を。風を。そしてそれらが上手く回るように尽くしている。見返りを求めない。無償の愛そのもの。こんな人がそばにいてくれたらと願う。このの存在こそ、信仰心の真髄である。

  • tos********

    3.0

    衝撃の転換

    孤立したイタリアの小さな時代遅れの村。村人は未だに侯爵夫人から搾取されていた。その村の純朴な青年ラザロは、侯爵夫人の息子タンクレディと知り合う。タンクレディは狂言誘拐を企て、夫人から身代金をせしめようとラザロに協力させる。そんな中ラザロは崖から落ちる。  ラザロは、キリストの友人で死から蘇った人物の名前でもあります。前半は80年代に実際に有った村の事件の話が元になっています。一体いつの時代の話なんだろと思いました。しかし、物語の後半は誘拐事件がどうでもよくなる衝撃の転換。全く予期しない展開でした。描かれているのは、村人とラザロのその後。ずっと羊と狼を人間に置き換えて描かれ、苦くて穏やかな余韻を残します。

  • fg9********

    3.0

    ラザロの一挙手一投足に心地良く引き摺られ

    …在宅勤務で映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。  …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。  『20世紀後半のイタリア。  純朴な青年ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)は、社会と隔絶した小さな村に住んでいる。  そこの人々は、小作制度が廃止されたことを知らずにタダ働きを強いられていた。  ある日、領主の侯爵夫人(ニコレッタ・ブラスキ)の息子が誘拐騒ぎを起こし、労働搾取の実態が世に暴かれる。』  で、ひょんなことからラザロは崖から転落して死んでしまうのだが、狼が彼に命を吹き込むと、物語はガラッと変わって現代に移る。  何年経たのか定かではないが、ラザロはかつての村人の何人かと遭遇するのだが、村人たちはそれ相応に年を喰っているのに、ラザロだけはかつての年代のままの容姿なのだった。  で、その村人一派の仲間になるが、労働搾取されていた頃と変わらずの貧しい生活をしていて、詐欺や窃盗で糊口を凌いでいるのだった。  純真無垢なラザロの態度は詐欺を働くにはうってつけで重宝されるが、そんな折、かつての侯爵夫人の息子・タンクレディと邂逅するのだった。  一見裕福そうなタンクレディだったが、銀行に騙されて財産を奪われたと嘆くので、かつて義兄弟の契りを交わした彼のため、ラザロは彼のものを取り返してやろうと銀行に赴くが、ポケットに忍ばせていたパチンコを銃器と勘違いされて、人々に袋叩きにされてしまうのだった。  すると、ラザロに命を吹き込んだ狼が現れて、今度は彼の命を吸い込んでしまうのだった……という風にとれたが、違うかな???  宗教とはとんと無縁なオイラなので、如何なる寓話に仕立て上げたいのか想像すら付かないが、ひたすら無垢でお人好しなラザロを見ていると、薄汚れたオイラの心を恥じ入りたくなる気持ちが湧いてきたことも事実だった。  でも、薄汚れた魂でも無垢な魂でも、死の前にあっては同じ……無常……とも感じたが、捉え方は人さまざまなのだろう。  なんともとりとめのない感想になってしまったが、ラザロの一挙手一投足に心地良く引き摺られたように感じ、なかなか見応えのある3.4点といったところかな。  (メモ 総レビュー数:3717件、2020年度160作品目)

  • has********

    4.0

    ネタバレ日本人には少し難しいキリスト教

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • arl********

    4.0

    聖なる愚者

    タイムスリップしたかのように小作人が搾取されつづける貧しい農村。小作人に搾取される聖なる愚者ラザロ。事故死から20年ほどを経て蘇るのだが... 興味深い、よくできたファンタジーでした。

スタッフ・キャスト

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ルカ・チコヴァーニタンクレディ
アルバ・ロルヴァケルアントニア(成人)
トンマーゾ・ラーニョタンクレディ(成人)
セルジ・ロペスウルティモ
ニコレッタ・ブラスキマルケッサ・アルフォンシーナ・デ・ルーナ(侯爵夫人)

受賞歴

カンヌ国際映画祭第71回

脚本賞

基本情報


タイトル
幸福なラザロ

原題
LAZZARO FELICE/HAPPY AS LAZZARO

上映時間

製作国
イタリア

製作年度

公開日

ジャンル