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幸福なラザロ (2018)

LAZZARO FELICE/HAPPY AS LAZZARO

監督
アリーチェ・ロルヴァケル
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  • みたログ 241

3.47 / 評価:174件

ラザロの一挙手一投足に心地良く引き摺られ

  • fg9***** さん
  • 2020年7月2日 11時47分
  • 閲覧数 465
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

…在宅勤務で映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。
 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。
 『20世紀後半のイタリア。
 純朴な青年ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)は、社会と隔絶した小さな村に住んでいる。
 そこの人々は、小作制度が廃止されたことを知らずにタダ働きを強いられていた。
 ある日、領主の侯爵夫人(ニコレッタ・ブラスキ)の息子が誘拐騒ぎを起こし、労働搾取の実態が世に暴かれる。』
 で、ひょんなことからラザロは崖から転落して死んでしまうのだが、狼が彼に命を吹き込むと、物語はガラッと変わって現代に移る。
 何年経たのか定かではないが、ラザロはかつての村人の何人かと遭遇するのだが、村人たちはそれ相応に年を喰っているのに、ラザロだけはかつての年代のままの容姿なのだった。
 で、その村人一派の仲間になるが、労働搾取されていた頃と変わらずの貧しい生活をしていて、詐欺や窃盗で糊口を凌いでいるのだった。
 純真無垢なラザロの態度は詐欺を働くにはうってつけで重宝されるが、そんな折、かつての侯爵夫人の息子・タンクレディと邂逅するのだった。
 一見裕福そうなタンクレディだったが、銀行に騙されて財産を奪われたと嘆くので、かつて義兄弟の契りを交わした彼のため、ラザロは彼のものを取り返してやろうと銀行に赴くが、ポケットに忍ばせていたパチンコを銃器と勘違いされて、人々に袋叩きにされてしまうのだった。
 すると、ラザロに命を吹き込んだ狼が現れて、今度は彼の命を吸い込んでしまうのだった……という風にとれたが、違うかな???
 宗教とはとんと無縁なオイラなので、如何なる寓話に仕立て上げたいのか想像すら付かないが、ひたすら無垢でお人好しなラザロを見ていると、薄汚れたオイラの心を恥じ入りたくなる気持ちが湧いてきたことも事実だった。
 でも、薄汚れた魂でも無垢な魂でも、死の前にあっては同じ……無常……とも感じたが、捉え方は人さまざまなのだろう。
 なんともとりとめのない感想になってしまったが、ラザロの一挙手一投足に心地良く引き摺られたように感じ、なかなか見応えのある3.4点といったところかな。

 (メモ 総レビュー数:3717件、2020年度160作品目)

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