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Diner ダイナー (2019)

監督
蜷川実花
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  • みたログ 2,352

3.00 / 評価:1846件

蜷川ワールドとダイナーの融合

  • dgs***** さん
  • 2021年1月16日 22時51分
  • 閲覧数 537
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作小説、漫画版、それから映画全て読んでおります。(漫画版は連載中)

蜷川美香監督の売りと言えば、とにかく豪奢で華やかな場面。ヘルタースケルターや、さくらんの両作品はどちらも主人公が女性であり、「the・女の世界」な内容だった為その華やかさが作品にマッチしていて実に素晴らしく画面映えしていました。
対して、今回の「ダイナー」については主人公が玉城ティナさん演じるオオバカナコということで一応女性ではあるのですが、原作はごりごりにハードで無骨な殺し屋集うレストランの話です。やはりそれなりに暴力的な描写や残酷な場面も多く、陰惨でありながらもキャラクターの魅力で上手くポップに完成されている小説でしたが、今回の映画は良くも悪くも「エンターテイメント」だな、と感じました。

恐らく、原作のまま実写化だと間違い無くPG12からR15+くらいの指定はつきそうなものですが、「年齢制限なし」であったのはやはり蜷川監督によるグロテスクやゴアを映像美に置き換える手腕だと思われます。(それでもやはりそれなりに暴力的なシーンはありますが)
小説に登場した人物たちも見事にムービーナイズされたスタイリッシュさで、新たな魅力を感じました。
ただ、やはり残念なのは最後。小説版での「再会を待ちわびながらもきっともう二度と会うことはないんだろうな」という切ない読後感が好きだった人間からすると、映画版の取ってつけたようなハッピーエンドはどうしても必要だったのだろうか…?と思ってしまいました。ハッピーエンドじゃないと嫌な人が多いのかな…。
後、最後の戦闘シーンの長さは蜷川監督特有の原色バリバリネオンワールドと相まってずっと見ていると少し目が痛くなります。ご注意を。

しかしながら、まだ漫画版も完結していないこともありますし、ここまできたら小説版、漫画版、映画版と全て違うラストでも面白いのかな、と感じました。(漫画版はもっとオリジナリティ多め)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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