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上映中

おいしい家族 (2019)

監督
ふくだももこ
  • みたいムービー 71
  • みたログ 75

3.13 / 評価:60件

理想郷はやっぱり絵空事かしらん?

  • りゃんひさ さん
  • 2019年9月27日 15時36分
  • 閲覧数 180
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

「実家に帰ると、父が母になっていました。」の謳い文句が気になった『美味しい家族』、ロードショウで鑑賞しました。
前置きはなしで、さて、映画。

夫とは別居中の化粧品のメイクアップ&販売員をしている橙花(松本穂香)。
母の三回忌に故郷の離島に戻ってきたが・・・

といったところから始まる物語で、あとは謳い文句のとおり「実家に帰ると、父が母になっていました。」である。

ふくだももこ監督はインタビューで「自分が思い描く理想郷を描きました」と答えているが、たしかにそうだろう。
性別や国籍も越えて理解できる土地は理想郷で、主人公はそれをなかなか受け入れられない。

ま、そりゃそうだ。
でも、「そりゃそうだ」で止まってしまうと、映画としてはダメで、「どうしてみんなは理解できているのだろうか」に踏み込んでいかないと。

父親(板尾創路)の結婚相手になる和生(浜野謙太)から、「セイさん(父親のこと)は、母親になりたかったんだよ」とヒントのような言葉が発せられるが、そこんところを上手く演出しないと。

つまり、家族の稼ぎ手としての大黒柱(=父)ではなく、家族の心の大黒柱(=母)になりたいこと、そして、それを実現するのに乗り越えてきたこと、そういうあたりがやっぱり必要。

ということで、理想郷はやっぱり絵空事かしらん、と思わせちゃダメなんだよね。

評価は、★★☆(2つ半)としておきます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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