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決算!忠臣蔵 (2019)

監督
中村義洋
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  • みたログ 1,850

3.26 / 評価:1385件

斬新で豪華だが残念

  • ポンコツ さん
  • 2021年9月1日 18時20分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

忠臣蔵を予算面から考証した原作の新書をエンタメ時代劇に仕立てあげた意欲作…なのだけど。
当方は残念ながら全く笑えなかった。

多くの方が述べられている通り、目の付け所は非常に斬新。一力茶屋通いにも当然ながらカネがかかる。それはどこから捻出したのか。そんな兵站面から見た討ち入りまでの四苦八苦と、優柔不断な癖に何気にキレやすい大石内蔵助像は確かに面白い。
ナイナイ岡村は中々の好演。
蕎麦屋の娘役の荻野由佳が可愛かった。

でも、残念ながらそれだけ。
粗の方が相当目立つ。

・大石が討ち入りを決心するまでが無駄に長い。そこまで時間割かなくても。で、後半が結構グダグダで盛り上がりに乏しい。
・町人の噂や陰口に一喜一憂する堀部安兵衛が、なんか嫌。
・カネをネタにしているのだから、どう考えても西川きよしには天野屋利兵衛(赤穂浪士を支援した大坂商人)を演じさせるべきだった。「槍得意だけど持ってきてないっス」なんて格好のお膳立てまでしているのに、非常に勿体無い。
・演習の場面の白装束や赤装束の空想はそれこそ予算(制作費)の無駄では?
・「南部坂 雪の別れ」(大石内蔵助による瑶泉院への最後の挨拶。忠臣蔵屈指の名場面)は半端に出して欲しくなかったなぁ。
・ラストの「討ち入り蕎麦」が手持ちピンチってのは、やり過ぎ。番方はその程度の金勘定も出来んのか。
・ナイナイ岡村に討ち入り装束着せたポスターは詐欺に近い。長助は討ち入りに参加出来ないのに、何故着せた。

という訳で、かなり厳しく星2つ。
斬新な意欲作で豪華キャスト揃い踏みだけど、残念な出来映え。
個人的にはオススメ出来ません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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