作品レビュー(80件)
- km_********
4.0点
正直、ストーリーは在り来たりなのですが、堤真一さんや柳楽優弥さん、川栄李奈さんの演技力が凄くて、泣けました。 24時間テレビ内のドラマの様なストーリーです。 そういうのが好きな方には良いと思います。 赤鬼の今後とか、今の生徒たちともきちんと向き合う様になった姿とかも見られたら良かったな〜と思います。
- るーみの
4.0点
堤さん、柳楽さん、川栄さん。 さすがの演技力ですね。引き込まれました。 自分も中学時代野球をやっていて、昔は監督怖かったなぁと懐かしんで見ました。 話が大袈裟ではなく自然なところが◎ですね。
- つとみ
4.0点
いい作品なのは間違いないけど、どこかもの足りず、突き抜けた良さみたいなものが薄いなと思っているところに、似たような感覚のレビューが多くて笑ってしまった。 素人なのでどこをどうしたらとか具体的には分からないけど、徐々に変化していく堤真一さん演じる主人公赤鬼の心情描写が足りなかったような気がした。 極端な話、これしか筋道はないわけだから変化に対して疑問は湧かないものの、冷静に考えると割りと急だよね。 どちらかというと物語冒頭の赤鬼がエンディングのために過剰に無気力にされてたような気さえする。 一応、夢やぶれて落胆した自分の気持ちを生徒たちに味合わせないためかなと思うし、それが回りを見ずに自分の中だけで正解を求めてきた赤鬼が今現在おかしている指導者としてのミスに繋がっているのだからおかしくはないんだけどね。 赤鬼は、家族、昔の生徒、今の生徒、結局誰一人見えてなかったわけで、へんに好い人でいい教師だった故の、自分は正しいはず、しかし失敗したという想いからの脱却が、ゴルゴとの再会により起こる。 うーん、テーマ自体が軽かったのかな。わからん。 文句だけのレビューになってしまったけれど、じんわり感動するし、面白かった。 若者でも老人でもない、大人の物語の邦画は小粒でもそれなりに貴重なので、これはこれでアリ。
- tos********
3.0点
かつて城西工業野球部を県大会準優勝まで導き、部員から赤鬼と言われた小渕。今は、別の高校野球部でしょぼくれていた。小渕は、病院で「赤鬼」と声をかけられる。声の主は、城西工業野球部の元部員の斉藤。彼は高校を中退した後結婚して子供もいたが、ガンで余命半年だった。 野球センスがある斉藤に、小渕は奮起を促す指導をする。しかし、斉藤はそれを曲解し身を引いてしまう。それを悔いていた小渕が、できることことを実行する姿に感動します。ただ良い作品ではあるけど、目立った特徴が無いのが残念。
- NAOKI69
4.0点
スカパーで流し見してたら途中から見入った。泣ける良い映画。演技が素晴らしい。
- まあくん
3.0点
重松清原作の作品は、別れや死の悲しみはあるが同時に前向きな気持ちにさせられるものが多い。 それは、親子や友人など人との絆がとても大きな要素となっているのだと思う。人との関わりがあるからこそ、人は悲しみから癒され、前にすすむことができるのかもしれない。
- zgm********
5.0点
予備知識無しで見ました。 前半~中盤にかけて物語は淡々と進み 後半からの「先生、野球がしたいです」から涙が止まらなくなる。 スラムダンクで三井が「先生バスケをしたいです」を思い出す。 和田君も良い味出してた。 元ヤンの嫁さんて美人が多いけど 川栄李奈は適役でした。
- アサシン
5.0点
斎藤も赤鬼も人間関係が不器用ですれ違いが多いから、それだけで泣けてくるんだ。 自分を投影して泣くんだ、だから、涙が枯れた。 後悔の不遇もあるけど、二人とも、良い人に囲まれて羨ましい。 羨ましい、それでも、泣けてくるんだ。 とにかく、理屈抜きで、泣けてくるんだ。 泣いたけど、清々しい。
- f_m********
3.0点
教師と元生徒の再生の物語。 教師との繋がりを持たずに学生時代を送った方には、もしかしたら 絵空事に感じるかもしれない。私も特に教師との繋がりを持たずに 学生を終えた。けれど、世の中には教師を本当に恩師として慕って いる方もいるので、この話がまったくの創作とも思わない。 野球の才能があるのに、期待と努力の責任を背負えず中途半端に自主退学を した生徒との再会から、その頃の家庭を犠牲にしてものめり込んでいた野球 部の指導の情熱と挫折を思い出す教師。 先生に期待されていると感じながらも、応える事に臆病で逃げ出した後悔を 持つ生徒。 生徒が余命宣告を受け、避けていたその頃の自分自身と向き合い始める2人。 高校時代の描写が多めなので、大人になってからの生徒役の柳楽優弥ファンの 方には物足りないかも。 なんというか… そういう事もあるかもなって、感じ?笑
- fg9********
2.0点
…在宅勤務で映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 …あらすじは解説の次のとおりと書くような内容はないが、取り敢えずは書いておこう。 『城南工業野球部の監督を務め、鬼のように厳しい指導と陽に焼けた赤い顔から赤鬼先生の異名を持つ小渕隆(堤真一)は、甲子園出場目前まで部を導くが、惜しくもかなわなかった。 それから10年、小渕は50代になり野球への情熱も衰えていた。 ある日病院を訪れた彼は、教え子だった斎藤智之(柳楽優弥)と再会する。 そこで、野球のセンスに恵まれながらも高校を中退した彼が結婚し家庭を築いている一方、末期ガンで余命半年だと知る。』 高校野球の熱血奮闘ものかと思ったら、またもや邦画お得意の難病モノになってしまったので、聊か興覚めだったかな。 柳楽優弥に何ら罪はないのだが、高校時代を別人が演じていたので、今一つ感情移入が出来んかったな。 撮影時29歳?なので、流石に高校生を演じるのは無理があると押し測ってのことだろうが、芸達者な彼ならば、それほど違和感なく演じられたと思うのだが、それ如何?。 堤真一も好みの俳優だが、“赤鬼”と呼ばれた熱血野球部監督が一度の挫折で野球に情熱を見出せなくなっている心情も今一つ寄り添えなかったな。 むしろ、挫折の悔しさを胸に秘めて、弱小野球部であっても更なる熱量を以って指導に当たっていて欲しかったな(さもなければ、身を引いているとか……)。 そんな2人の絆もそれほど強いものがあったようには描かれていなかったな。 そんな訳で、ラストのシーンもいたく感じ入ったまではいかず、ほんの少し胸が熱くなった程度だったかな。 でも、ゴルゴの母親のキムラ緑子も含めて、俳優陣の演技は見飽きることがなかったので、観て損まではしない程度の2.4点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3696件、2020年度139作品目)
- yab********
4.0点
人間ってないものねだり。怒られるよりほめられたい。努力とか過程はたくさん。レギュラーなれないなら野球やってる意味がない。そういうタイプAもいれば、期待されたい、怒られたい。そうやってレギュラーを獲得したい。努力は絶対報われる。そう信じてやまないタイプB。そんな真逆のタイプが、お互い自分にない面を持っている相手を羨む。 そんな部員たちを指導する「赤鬼」と呼ばれた監督は、努力は報われると信じてやまないタイプ。怒って育てるタイプ。怒るということは期待の裏返しなんでそれ察しろよというタイプ。彼は娘に「人の弱いところを見る勇気がない」と言われる。 難しいよ。この3人が同じ方向に向かって共鳴し合うことなんて。スポ根ドラマだったら無理やりそうするんだろうけれど。 本作のターニングポイントは、タイプAが言った「たかが野球」というひとこと。彼には「されど野球」はない。「されど野球」がそこに入ると、何のために野球をやるのかということになって、人間的成長とかの精神論になってしまう。タイプAはただ野球が好きだっただけ。そこに意味はない。好きなことだからけなされたくない。ほめてもらって気持よく野球がしたい。ただそれだけのこと。 けれど、ただそれだけのことを演じれる俳優はそうはいない。柳楽優弥はまさにはまり役(高校時代を演じた堀家一希も良かった)。本作を観て、幼い頃読んだ『泣いた赤鬼』を読み返した。彼のまさに鬼気迫る表情や姿が、どうも赤鬼の自己実現の犠牲になって姿を消した(本作では病死)青鬼に見えてしょうがなかった。そう思った瞬間、堰を切ったように涙が止まらなくなった。
- yos********
4.0点
先生と生徒の物語ではあるが若干現実味にはかける。 先生がいち生徒をこと細かく覚えているなんてこと あるだろうか。 本作については、印象的な生徒だったということで そこはまぁよしとして。 実際には、先生もいちいち生徒のことなんて 覚えてないよね。 事実街で元担任に声をかけたことがあるが 当時新人で色んなことがありすぎて覚えていない って言われたことがあるが、それが真実だと思う。 いったい何人の人間と触れ合ってきたのか。 それを考えれば、一人一人覚えていられるわけがない。 思春期の人間と接するということは大変である。 生徒一人一人にはそれぞれ問題を抱え それぞれに色々な考えがある。 自分では、生徒のことを思ってした行動でも それが伝わらなかったり、誤解が生じたりする。 それは先生と生徒でもあり、生徒間でもあるだろう。 そこを時間がかかっても向き合うことができれば 人はもっと前向きになれるかもしれない。 ということは感じた。 何てことないストーリーではあるが 柳楽優弥がさすがの演技で魅せてくれる。 堤真一ももちろん素敵ではあるが やっぱ柳楽優弥がいいねぇ☆
- bnt********
5.0点
ノックを受けるシーン感動して涙が出ました。 特に高校野球経験者は心に来るものがあります。
- zer********
2.0点
高校生時代を別の俳優が演じていること。 確かに柳楽優弥が高校生というのは現実として無理があるかもしれないが、 高校生から顔が変わるというのは違和感が大きすぎる。 感情移入できない大きな原因となってしまった。
- たまごロール
5.0点
命は生まれて来た瞬間に、神様から時間をもらいます。 それは最初から決まっていて、誰もその終わりを知ることも延ばすことも出来ないのです。だからみんな明日かもしれない終わりのために、今日を精一杯生きるのです。 ひとが生きるということは、限られた時間の中で、誰かの中に自分を託し、残していくことなのだと思います。 赤鬼先生が教え子ゴルゴに命を託され、もう一度生き返る物語です。
- xxi********
2.0点
教師と教え子のつながりを表現するために、高校時代のエピソードを挟みつつ進行していくが、しまりがなく何となくだらだらしている。短編小説を伸ばして伸ばして映画の尺にしたという感がありあり。
- hechonaps
4.0点
私が通った高校は野球で名を上げようと必死な新設校だった。 部活には大人の事情な優劣もあったらしく、クサる人もあったようだ。 なぁんも考えていない私は才能も努力もないオコサマだったな(笑) 赤鬼を少し過ぎた年齢になってやっとわかったことがある。 ホント、高校時代に済ませておけよってコト。 こんな風に感じるようになるから世の大人たちは おせっかいにも若造を鍛えたがるんだよね。 今の自分の経験値とキミのその若さと情熱で あの時、叶えられなかった事ができそうな気がするから。 子供たちに見せたい世界がある。 自分が見られなかった世界。 気持ちを共有できるなんて当時はもちろん、今でも思ってはいないけれど 同じものを掴みに行く連帯感や力を合わせる安心感なんかは 見ていてチョット羨ましい気もする。 自分が手にできなかったものを心残りに、別の何かで埋めよう 心残りはそのままに新たな気持ちでもう一度、頑張ろうって思える。 先生ってそれぞれの人生の過渡期に関わる大切な存在なんだね。 そう思って振り返ると、 映画の一コマみたいに思い出す出来事や先生の顔があったりする。 今ではもうデフォルメが効いてて本人とはかけ離れちゃってる気もするけど 懐かしいな。 何事もなく過ごした私ですらこうやって懐かしいと思うのだから、 映画やドラマのような熱い経験をした生徒たちには ホントに青春だったんだろうな。
- sdr********
3.0点
さんの弱弱しい演技がリアルで良かった。 川栄さんも普通の奥さんでよかった。 リアルでは、ああいうやんちゃな人の周りには そういう人たちが集まってくるんだけどなーって思った。 高校時代の先生はあまり優しくないなーって。 先生って大変だ。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
昔の教え子に再会し再び熱を取り戻す教師の姿、くたびれた感じを払拭す。
- 柏原慎一郎
2.0点
ネタバレなんとなくな感じ
このレビューにはネタバレが含まれています。