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ある船頭の話 (2019)

監督
オダギリジョー
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3.38 / 評価:74件

柄本明さんの存在感と映像美が素晴らしい!

  • Kassy さん
  • 2019年8月26日 15時11分
  • 閲覧数 2017
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

オダギリジョーさん初監督作品。
ヴェネチア映画祭ヴェニス・デイズ部門正式出品。

クリストファー・ドイルが撮影した映像の質感がとにかく素晴らしいの一言。
日本の自然をダイナミックに立体的に映し出し、繊細であり大胆でうっとりと見てしまった。
何故こんなに素晴らしい質感なのだ…
アルメニアのピアニスト、ティグラン・ハマシアンの曲も映画を彩る。

柄本明をどっしりと中心に据え、汚いと言われながらも黙々と川を渡し続ける男の哀愁と狂気を短いエピソードを積み重ねていくのだが、その存在感により全く飽きさせることはない。柄本明さんのお芝居をこれでもかと見続けられる贅沢さ。あまりの自然さと老練さに、虹郎くんの演技が作為的に見えてしまうほどである。

脇で出てくる豪華俳優陣は、オダギリジョー監督が好きな俳優達にだけお願いしたとのこと。幼馴染の河本準一も出演しているのが憎い。

もっと便利なものができた時に、人間は簡単に昔使っていた物を捨ててしまうという侘しさ、しかし捨てたものではない人情、田舎と都市の文化や、自然について考えさせられる。

ただ、初監督という事もあり色々やりたい事を詰め込んだような印象があり、トイチの狂気の部分はややクドさを感じた。ファンタジックな演出もリアルなメインストーリーからは少し浮き気味に感じてしまい、その辺りのバランスがやや残念。

監督も映画館で見てほしいと言っていたが、画角のダイナミックさや自然の音のこだわりを感じるには映画館が良いと思われる映画であった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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