ここから本文です

ベン・イズ・バック (2018)

BEN IS BACK

監督
ピーター・ヘッジズ
  • みたいムービー 116
  • みたログ 365

3.18 / 評価:267件

医者からの処方が魔の手だったとは……

  • fg9******** さん
  • 2020年4月2日 14時35分
  • 閲覧数 1039
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

…あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。
 『クリスマスイブの朝。
 19歳のベン(ルーカス・ヘッジズ)が薬物依存症の治療施設から勝手に実家に戻ってきて、母のホリー(ジュリア・ロバーツ)ら家族は驚く。
 継父のニール(コートニー・B・ヴァンス)と兄を案じながらも戸惑う妹のアイヴィー(キャスリン・ニュートン)は、彼がトラブルを起こすのではないかと警戒するが、ホリーが監視することで滞在を1日だけ許す。
 だが家族が留守にしている間に家の中が荒らされ、飼っていた犬が連れ去られてしまう。』
 なんら予備知識もなく観始めたら、また薬物依存症の話なので、米国における同問題の深刻さが伺える。
 本作で興味深かったのは、ベンが薬物依存症になった切っ掛けだ。
 ベンは学生時代に怪我をして、医者から処方された鎮痛剤・オピオイドを過剰摂取して、薬物中毒になってしまったのだった。
 ホリーがこの医者の許を訪れて難詰する場面があるが、さもありなんだったな。
 自分がこんな医者の所へ連れてこなければ、ベンは今の苦労を知らずに済んだのだ。
 返す返すも自分の選択を呪ったに違いない。
 だからこそ、ベンの更生に躍起になるのも無理はなく、ベンを連れて何処へ行くのかと思ったら墓場へ出向き、「お前の墓は何処にする!」と猛り捲るシーンは切なかったな。
 それほど、麻薬依存と死は直結しているのだろう。
 ベンもそんな母親(家族)の苦労は身に染みて感じていて、更生する気は十分あるのだが、かつての仲間が放っておいてはくれないのだった。
 此奴らがベンの家に忍び込んで、愛犬を掻っ攫うという暴挙に出たのだった。
 このオイタの脚色が今一つ平凡だったかな。
 ラストで愛犬がちょっぴり活躍したからイイものを、ストーリーの急転直下のところでワンコを絡めるのは安易に感じてしまったかな。
 後はもう、なんとしても我が子を更正させたい母親の熱情と、更生したくても魔の手から逃れられない息子の苦悶する有様をジッと見守るだけだ。
 ジュリア・ロバーツは容姿的にはあまり好みではないが、一途で強かなお母さん役を演じさせたらドンピシャで、十分に一見の価値はありの3.2点といったところかな。

 (メモ 総レビュー数:3636件、2020年度79作品目)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ