すごく好きだけど、違和感も
- sou***** さん
- 2020年10月22日 1時35分
- 閲覧数 714
- 役立ち度 0
- 総合評価
前半のみんな+アリーとのはしゃぎっぷりや、末っ子サムくんの愛らしさにじんわりきました。
真相が辛すぎて2度目観れるかはわかりませんが、あそこもここも伏線だった…というか、全編ほとんど伏線だし、再鑑賞したいと思います。
穴のない演技、美しい自然、暗くて質素な室内など、見どころは満載。
ああもうひっどいわ!最悪だわ!って真相も許容範囲ではある。
ただ違和感ありなのが、
・弁護士さんの末路
彼なりに懸命に生きて、仕事や好きな人に相手にされなくて、もがいてるように見えました。
最後行き詰まって悪事を働こうとするものの、ここまでの扱いを受けるほどとは思えず。
大して悪いことしてないのにヒールの印象が残るし、あっさり死んでその後も描かれないので、なんかほんとに報われない。気の毒です。
別に死ななくても良かったんじゃ…。
・ヒロインの完璧さ
最初の「魔女の岩」でのやり取りから、聡明でユーモアのある女性だとは思いましたが、ちょっと完璧すぎて戸惑います。
屋根裏で立ち向かって行く時に違和感MAX。ええ〜強すぎない??
ジャックならまだしも、今の今までほぼ無関係だった彼女が見せる態度としては、不自然では。
普通のお嬢さんが、そこでそんな勇敢になる??
看護師でもないのに、血や傷に強すぎない??
ラストも、彼を独自に支える姿勢に「感動した」という意見がほとんどですが、薬を飲ませないことや惨劇の家で同居するという選択に、彼女には実は裏があるという2段オチでは、と最初は思ってしまった…。
最初は医師にみせて治療しようとしていたけど、彼の様子を見て方向転換を決意したのだろうとは思う。が。
完璧すぎるヒロインが苦手な私にはちょっと違和感が大きかった。
大きなお屋敷のお嬢さんのようだし、その選択に周りは猛反対しないのかとか、色々モヤモヤします。
明るい音楽とエンドロールを観ながら、それでいいんだろうけど、それでいいんか…??と。
観賞後にレビューを読んで、皆さん普通に感動されていてちょっとヘコみました。
なんて素晴らしい愛情!と思えたほうが良かったなあ…。
引っかかりはあるけれど、好きな映画です。
ジャックは錦織圭さん似。
詳細評価
イメージワード
- 泣ける
- 悲しい
- 不気味
- 切ない