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マローボーン家の掟 (2017)

MARROWBONE

監督
セルヒオ・G・サンチェス
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  • みたログ 379

3.71 / 評価:293件

上映館が少ないのがもったいない

  • kaz***** さん
  • 2019年4月24日 21時09分
  • 閲覧数 1298
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

鬱蒼とした田舎の一軒家というか、他の人からの目を避けるように建っている雑草ボウボウの広い庭に埃の積もった床の古い大きな家に母親と長男、次男、長女、三男の5人家族。
「今日から(名前は)マローボーンよ。」というセリフと逃げてきたような身振りから父親から逃げてきた事を示唆する。
引っ越し先で一人の少女と出会い子供たちは仲良くなり、特に長男とは恋仲になる。

平穏に暮らしていたが母親が病に倒れ死んでしまう。
死ぬ間際に母親は長男に「あなたが21になるまで、隠れて生きて行って。」と長男が成人して全ての責任を負えるようになれば兄弟達が福祉施設に収容されることなく、どうどうと生きて行ってとの意思を伝える。

そしていきなり、長女がいる部屋の窓に銃弾が撃ち込まれる。
その相手は父親だった。

そして6ヶ月後の文字の後、暗い家の中では鏡が全て取り外されるか布を覆いかけられるかしていたり、天井裏をガサガサという音がしたりサスペンスの呈をなすように見せて、ホラーチックになって行く、そして何らかの行動を起こす度に、失神をする長男に妄想癖などのサイコ的なものを想像させたり、長男の額には謎の傷、外出できない兄弟たちの息詰まる生活でのストレス、いけすかない弁護士など色々と伏線となりそうなものを見せて、観客を色々と考えさせる脚本はすばらしい。

最後は究極の兄弟愛を感じたり、長男と長女の愛情の話でもありダークファンタジーの要素も思わせる。

こういう映画にありようだが、これ以上書くとネタばれになって、全然面白みがなくなるので割愛させてもらうが、これを見た人と喫茶店で感想を言い合いたい。

映画の中では分かりにくかったが、ポスターで描かれている「成人になるまでは屋敷を離れてはならない」「鏡を覗いてはならない」「屋根裏部屋に近づいてはならない」「血で汚された箱に触れてはならない」「"何か"に見つかったら砦に避難しなくてはならない」という5つの"掟"は見終わってから、なるほどと思うので、見る前に暗唱し、上映に備えてほしい。

上映館が少ないのがつくづくもったいない。

注意、公式HPにはあろうことかSTORYにネタばれが書かれているので注意して下さい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
  • 切ない
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