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閉鎖病棟 -それぞれの朝- (2019)

監督
平山秀幸
  • みたいムービー 439
  • みたログ 1,337

3.46 / 評価:1084件

切なくて胸が苦しくなる物語でささた

  • bat***** さん
  • 2021年5月7日 19時23分
  • 閲覧数 1053
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭から衝撃的かつ印象的シーンで一気にこの物語の世界へ。

色々な事情で社会で、生きていくのが難しくなった方々に焦点を当てた作品。
主の3人含め病棟の患者さん役の方々の演技力が凄まじく、閉鎖病棟のリアルを感じることができました。

多くの方々の背景までは描かれてなかったけれど、それぞれに理由が垣間見えました。
主の3人の背景も一気には明かさずストーリー上あるべき場所で語られ、観客の興味を引き続けられるような構成であったように思います。

綾野剛さんはいつもの印象とは完全に異なっていて、表情や雰囲気から不安定さや脆さが表されていました。安定している時とバランスを崩された時の緩急の表現力には、驚かされました。
鶴瓶さんは普段の柔和な雰囲気とは異なり、普段は暖かいけれどカッとなった時の行動への恐怖感がありました。
小松菜奈さんは理不尽な境遇の少女の、いつ崩れてもおかしくない精神状態を全身で表現されてれていました。
また心がパンクして大声で泣き叫んでいたシーン、最後の証人として話をされていたシーンは気持ちを感じ取りすぎて泣かずにはいられなかった。

人との関わりの中で失われ、奪われ。
人との関わりの中で救われ、得られ。
皮肉にもどちらとも人間との関わり合いの中なのかと。

最後はそれぞれの方法で、歩みを進め。
鶴瓶さんのシーンで立てるか歩けないかでエンドロールに行ったところは、物語ではない、上手くいくことばかりではない現実世界を表現されているようでした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • パニック
  • 恐怖
  • 絶望的
  • 切ない
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